地名・用語メモ
◆地名
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この世界のこと。ユーラシア大陸から中国と朝鮮半島だけ切り取って日本列島を添えたようなイメージ。
他にも大陸があってそっちはインドっぽかったりヨーロッパっぽかったりするかもしれないが、航海技術が未発達なのでほぼ交流はない。
もともとは鬼人国含めていくつかの小国が乱立していたが、今は人間の国が半分くらい鬼人帝国に呑まれている。残った半分もいつ侵略されるか怯えたり朝貢して保身したりしている。
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滅ぼされた人間の国のひとつ。主人公の故郷で、十三年前に侵略された。
現在は鬼人によって占拠・支配されている。
◆用語
*鬼人
人に近い姿をしているが人ならざる者たち。
・外見
額に左右一対の角を持つ。かつては一本角の一族もいたが、内輪の争いに負けて海の向こう=この世界における日本にあたる地へ去った。
赤、青、黒、白、緑、黄色といった肌の色によって種族が分かれている。
白や黄色は角が見えなければ普通の人間と区別がつかないこともあるが、黒を始めとする「濃色」の者は肌色が派手なので一発でわかる。
あと平均して体格は人間より優れていることが多い(男性なら身長が三メートル程度に達することもある)。
・社会
色によって位が定められる階級制度がある。色が濃いものほど上位とされる。
ざっくり黒が最上位の王族、赤は上級貴族、青は下級貴族、緑と黄は平民(緑のほうが上)、白は奴隷。
かつては小さな王国で比較的つましく暮らしていたが、
・能力
体格に見合った身体能力。つまりシンプルにデカい奴は腕力が強い。
また人間にはない「妖力」なる神秘の力を持っており、個体によって念動力や炎を生み出したり、
妖力の源は角で、折れたり欠けたりすると力を失う。二本とも折れた場合は命を落とす。
その代わりそれ以外の要因ではほとんど死なないくらい頑丈で、手足どころか首が断たれても平然と生きられる。なお痛みは人間と同じように感じるし、損傷の程度がものすごく大きければショックで気絶くらいはする。
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人間の妖術師。
普通の人間は妖力を持たないため術が使えないが、鬼を殺して角を奪い、擂り潰して生薬とした「鬼角粉」を煎じて飲むことで力を得ている。
つまり鬼人を殺すエキスパート。薬師を兼ねているため薬草にも詳しい。
いってしまえば「鬼人の身体の一部を口に入れている」ので穢れを負っているとされ、一般人からは忌み嫌われている。場所によっては町を歩いているだけで石を投げられるほど(一般人の中には蘭氏の姿を見るだけで穢れが移ると考える人もいる)。
そのため森の奥など人気のない場所に庵を編んで暮らすことが多い。
穢れをむやみに広めないため、いくつかの深山の奥深くにある
極めて限られた場所にのみ、蘭氏だけを相手にする専門の娼婦がいる。だいたい病気や怪我などで長く働けなくなった娼婦が最後に務める最低の仕事とされている。
鬼角粉を口にした天罰によって普通の人間とは子が生せないとされている。なので世襲はせず、必ず孤児を後継者とする。
『蘭氏』の称は始祖の名に由来しているらしい。上述の理由からすべて孤児の集まりなので血縁はないが、蘭氏同士では初対面でも互いを家族として扱う。
>>>なんか生えたらまた追加します<<<
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