子どもの頃、悪いことをしたら神様が見ていると信じていました。テレビで大家族のドキュメンタリーを見ては、きっと自分も知らない所で撮影されているから、変なことをしたら大変だと思い込んでいました。サンタクロースを信じなくなった頃、バレなきゃいいやという気持ちが芽生えます。そうして今では小さい罪を重ねている気がします。この作品を読んで、この一年の罪を数えたら指が足りなくなりました。『確定罪告』、緩んだ気持ちが引き締まりました。そこのアナタ、悪いことを言わないから読んでおこうか