経理パーソン、決算月のいいわけ

ドゥギー

4月から決算は本番

借方:

貸借対照表の残高は 「見たくない」

損益計算書は 「もう少し待って」

取引明細書は 「ちょっと探してみないと」

口座残高は 「まだ確認してない」


貸方:

でも、決算月は 「大変忙しい」

会社の成績を 「正確に報告しないと」

税務署の申告期限が 「迫っているから」

だから、今日も 「頑張っているんだ」


詩の解説:

 この詩は、経理担当者が決算月になると、簿記の仕訳をつけることを後回しにしたり、バタバタと忙しい様子を描いたものです。借方の部分では、貸借対照表の残高や損益計算書の見直しをすることを後回しにしていることが表現されています。一方で、貸方の部分では、経理担当者が忙しく働いていることが描かれています。会社の成績を正確に報告するために、税務署の申告期限が迫っていることが、経理担当者が忙しい理由として挙げられています。


借方:

今月は 「もう少しで終わる」

来月は 「もう少し早めに始めよう」

改善点を考える時間は 「なかなか取れないけど」

でも、次の決算月には 「もっとスムーズに進められるように」


貸方:

決算が終わったら 「ひとまずひとやすみ」

改善点を洗い出して 「次に繋げよう」

これでまた 「一年が始まる」

経理パーソンは 「また頑張ります」


詩の解説:

 借方の部分では、今月はあと少しで終わり、来月からは改善点を考える時間を確保しようとしていることが表現されています。次の決算月には、もっとスムーズに進められるようにという意思が感じられます。一方、貸方の部分では、決算が終わったらひとまずひとやすみし、改善点を洗い出して次に繋げようという考え方が描かれています。そして、これでまた一年が始まるという希望的なニュアンスがあります。経理パーソンは、また頑張る姿勢が伝わってきます。


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