目が合っただけで心が高鳴った

真冬の道


胸を締め付けるものも

それを言い訳にできた


世界は美しく回る


星は絵画のようだ



わたしは平静を欲した。



重い扉を開ける


バーテンダーに通された席で

一通りあの星空のようなボトル眺める


「ラフロイグをオンザロックで・・・」


慣れない手つきで、琥珀を口に運ぶ


独特な香りと味わいに

あの下手くそな笑顔を思い出す



あの人と同じ飲み方をした・・・

今日はそれだけで良かった

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