第3話 恋する魔女の呪い

 私は操っていた、二人の未来を。決して結ばれず、悲しい結末を辿るように──


 それが私の望みだからだ。


 だが男は諦めず、女との未来を望んだ。

 

 私は女をうらやみ、ねたみ、呪いを掛けた。


 二人を結ばせない呪いを掛けて、男の愛を手にいれる為に──

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