パニック障害

明鏡止水

第1話

わたしはパニック障害だ。

とてもつらい。つらいのはよる。

それは昼でもやってくる。

どんなものかって？

山で急に遭難する事。

海で沖に流されて助けが来ない事。

慌てるわけじゃない。

焦る。ただ漠然とした不安が5分以上続く。

そんな時は好きな歌を聴く。

そのあいだは

4分の間こころに流れている詩とミュージックがある

飴を舐めたり水分をとる

広くも狭くもない場所でじっとする

もう一曲

薬も効いてくるころだ

頓服薬が


パニック障害のひとは

いつだって遭難中だ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

パニック障害 明鏡止水 @miuraharuma30

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

App Storeからカクヨムアプリをダウンロード

Google Playでカクヨムアプリを手に入れよう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ