僕の新しい物語

@futtuke

第1話

僕は父親と母親がもうこの世に居ないため学生なのに一人暮らしをしているちょっと特殊な高校生だ。

そんな僕の生活が変わる大きなきっかけがあった。


「あ〜、学校終わった疲れたな今日は肉が安いのか久々にコンビニ弁当じゃなくて自分で作ろうかな」


今日は、好きなお肉が安いとゆうこともあって近くのデパートに料理の時に使う具材を買いに向かって行く途中でそれは起きた。

ガタガタと大きな揺れが起き自分のスマホから危険を知らせるための緊急地震速報の音が鳴った。


「うわっ大きな揺れだな、震度は……5かよまぁ、すぐに落ち着くだろ」


日本に住んでいて何回も経験していたため感覚が麻痺していたのか、地震が起きても避難する事はせずに地震が止むまでその場で待っていた。この時なにかが足に当たったと思いみてみると小石だった


「うん?なんで小石がこんなところにあるんだ?」


ここはしっかりと整備されている歩道だとゆうこともあって小石がある理由が分からず下を向いているとドドドとゆう地震とは違う音が上からした為上を見上げた際には崩れた建物の瓦礫が頭にもう少しで当たるところだった。突然の出来事に驚いて身動きが取れずにいたため建物の瓦礫が頭にぶつかってしまい短い人生に幕を閉じた瞬間だった。


「はぁはぁはぁはぁ、あれ?痛くないし血が出てない」


瓦礫がぶつかった場所を無意識に抑えた時に痛みがなく不思議に思い手を見ると血が付いてないことから次第に落ち着きを取り戻し周りを見回した。


「ここはどこだ?」


どこまで続いているのかが分からないような真っ白な場所にいる子とが分かった。どうすればいいか分からずにキョロキョロしていると声をかけられた。


「もう大丈夫かい?大丈夫だったらこれからのことについて話したいんだけど」

「あっはい大丈夫です。あのここがどこなのか分かりますか?」


突然の事につい普通に返事をしてしまったがこの人は、誰なのだろうか?と疑問を持っていると。


「僕は、君たちに分かる様にゆうと神だよ」

「あっ、その飛んだご無礼な態度をすいません。あの、一つお聞きしたいのですが私の考えてる事が分かったりしますか?」

「分かるよ一応これでも神と呼ばれているからねそれよりもだいぶ落ち着いた様だから君のこれからについて話そうか」

「はい、お願いします」

「君はこれから僕が作った世界で生まれ変わってもらう、記憶とかはそのままだけどこの世界に合わせて価値観の調整を入れる。だけど今の性格が変わったりする訳では無いから心配しないでいいよ」


いきなり転生の話が出て戸惑っていると落ち着くまで待ってくれた。


「じゃあ、続きを説明するねこの世界は魔法があって魔物がいる世界だよいわゆるファンタジーの世界だね。そこで君は貴族の家に生まれか変わるよ。以上で大まかな説明は終わっけど何か質問はあるかい?」

「じゃあ何個か聞きたいことがあるのですがまずは何かやらなければならない事があったりしますか?」

「いや特に何も無いよ好きなように生きればいいさ」

「じゃあ次に私が生まれ変わる世界に同じ転生者がいたりしますか?」

「いや、今はいないよ昔は何人かいてその影響を受けている国もあるから生まれ変わったら見に行ってみるといいよ」

「じゃあ最後に私が生まれ変わる家は元々私じゃない誰かが生まれる予定だった場所に割り込んで生まれるといったことはないですか?」

「それも問題無いよ。ちょっと難しい話になるからできるだけ簡単にゆうとそれぞれの世界には魂の素みたいなのがあって生まれてきてから魂の素の周りの形を形成する事で性格などが出来て一つの魂を作るんだけどその魂の素が同じなんだ、だから元々君が生まれる予定だった場所なんだよ、だけど僕が早死してしまった君をたまたま見つけたから前世の記憶を持った状態で転生させようてあげようとした訳だよ」

「じゃあ元々私が生まれる場所なのですね分かりました。ありがとうございます」

「他には無いようだね、じゃあ転生する前に一つ、生まれ変わった際に性格などは違和感が無いようにその年齢に引っ張られるから注意してね」

「はい、わかりました何から何までありがとうございます。」

「じゃあ、良き人生を歩めることを祈っているよ。じゃあね」


最後の言葉を聴き終えると共に僕の意識は閉じていった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る