読書感想文を書くためには、読書をしなければならない

読書感想文の対象図書や感想文の文量については、青少年読書感想文全国コンクールの募集要項を元にしています。

おそらくですが、学校から夏休みの宿題として課される読書感想文の規定ってこのコンクールに合わせてあると思われるので。

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読書感想文を書くためには、読書をしなければなりません。

しかし、読みたくもない本を無理やり読んだところで感想をひねり出すのは大変でしょう。

読書感想文を楽しく書くためには、読みたい本を読むのが良いと思います。


幸いなことに、『青少年読書感想文全国コンクール』では、課題読書部門と自由読書部門があります。

この時期に書店に行くと課題図書コーナーとかが出来ていてそこに課題図書が並んでいたりするわけですが、もしそこに心惹かれる本がなければ自由読書部門に参加するということにして、好きな本を読むことにしましょうよ。



引用ここから

◎自由読書……自由に選んだ図書。フィクション、ノンフィクションを問いません。

※教科書、副読本、読書会用テキスト類またはこれに準ずるもの、雑誌(別冊付録を含む)、パンフレット類、日本語以外で書かれた図書および課題図書は対象としません。

引用ここまで


上記は読書感想文コンクールサイトからの引用です。

自由読書部門だったら何でも対象にできそうです。学校で先生から配られる本じゃなければ大体大丈夫そうです。


また、同コンクールサイトのQ&Aコーナーでは、

漫画・写真集・図鑑・辞書 でも応募できると書いてありますし、短編集の中の一編でも応募できるとも書いてあります。

『青少年読書感想文全国コンクール』を基準にしてみると、読書感想文の対象になる書籍ってすごい広いんですよね。


なんだかできそうな気がしてきませんか?


学校で読書感想文が宿題に出された時は、おおよそこのコンクールに出すのが目標だと思うので、先生が「これはダメ!」とか言い出したら、コンクールのQ&Aページをプリントアウトして鼻先に突き付けてやりましょう。

大本営が良いって言ってんだから良いだろうがよ! って黙らせてやりましょう。



上記の様に、結構自由度の高い読書感想文コンクールなんですが『電子書籍不可』というルールがあるんですよね。

一時期、ツイッター等でも是非について紛糾していたので知っている人もいるかもしれませんね。


ただ、学校の先生やコンクール審査員には私たちがどっち版を読んだかなんてわかりっこないので、電子書籍でも大丈夫ですよ。

電子書籍版を読んで、「いえ、書籍版を読んでますけど?」という顔で読書感想文を書いておけばいいですよ。


電子書籍専売は避けるとか、電子書籍限定SSに言及しないとか、電子書籍先行販売になっていて、感想文提出時点ではまだ書籍版が発売されないとか、いくつか注意は必要ですけどもね。


最近はオーディブルといった、本を朗読してくれる音声版もありますね。

ちゃんと原本が紙の書籍で存在するのなら、音声版を聞いて読書感想文書いたっていいと思いますよ。


ようは、先生やコンクール審査員にばれなきゃいいんですよ。



さて。

この投稿を読んでいるという事は、あなたはなろう読者ってことですよね。

そんなあなたにお勧めしたい本があります。


「書籍化されているなろう小説」です。

自分が好きで読んでいるジャンルから、タイトルに「書籍化」と入っているか、キーワードに「書籍化」と入っているものをチョイスするだけです。

タイトルやキーワードに「書籍化」と書かれていても、実際の発売日は半年後、みたいな作品があるのでそれだけ注意してくださいな。


それで先生に「ラノベ不可!」とか理不尽なことを言われたら「新文芸です!」って言っておきましょう。

なろう発の小説のうち、大判で出ているのは「新文芸」って言っておけばまちがいありません。

中味は文庫のラノベとかわらないんですけどね。ラベリングって大事です。

「新文芸です!」って言えば、先生もきっとなってくしてくれると思います。たぶん。


すでにブックマークして愛読しているなろう小説の中に、書籍化済みの物はありませんか?

もしあれば、ラッキー!

読書感想文を書く前にやらねばならない「読書」という工程を、すでに終わらせているってことですよ。

あとはもう感想を書くばかりです。やったぜ!

あと、このエッセイの前回分にも書きましたが、なろう小説にはタイトルが長い物が多いです。これは、読書感想文を書くのに有利です。

タイトルを書くだけで文字数が稼げますからね。

下手すれば、「【作品タイトル】を読んで」という感想文のタイトルだけで3行(60文字)を稼げるかもしれません。感想文の本文中にも場所を散らして三回ぐらい書籍タイトルを登場させれば大分文字数を稼げますよ。

繰り返しますが、WEB版と書籍版でタイトルが変わっている場合がありますから、そこは注意してください。

なろう版を読んで、書籍版を読んだフリをするのであれば下調べなどは慎重にしましょう。

【WEB版】とタイトルに入っている物は要注意です。書籍化にともなって商業版が改訂されている場合がありますからね。

その時は素直に書籍版を購入して読んで感想を書きましょう。


ちなみに、私の書いた「悪役令嬢の兄に転生しました」というなろう小説も書籍化されて出版済みです。

よろしくね!

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バレなきゃ良いんだよ。とか悪いことをそそのかしています。

もしバレても責任とれませんから、自身のある人だけやりましょう。

でも、電子書籍不可ってちょっと納得いかないよね

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