俺の幼馴染が王子様なんだが。

楸こおる

01

 俺の幼馴染――真北まきたそらは学園一女子にモテる。



 ルックスは華やかだし成績は良いし運動も出来るしトークも巧みで女に親切で頼りになる。しかも大病院の跡取りだから金持ちだ。――これだけ条件が揃っててモテなかったらそっちの方がおかしい。

 王子様キャラとしてウチの学校に君臨する煌びやかな幼馴染は、今日も颯爽と笑顔を振りまき、甘い言葉で女子を喜ばせていた。どっかのクラスで調理実習があったらしく、女子と共に差し入れのカップケーキがどんどん集っていく。


「空さん、今日も大量ですね」

「こんなに食べられるかどうか、少し不安だな」


 憂い気にそんな事を言ってみせる幼馴染だが、毎回貰った差し入れをちゃんと完食する。美味くても不味くても残さず全て。

 どこまで王子様キャラ貫いてるんだ。ちょっとは怖い差し入れがあるかも、とかそれこそ不安になったりしないんだろうか。医者の子供なら、異物混入や食中毒の可能性にもっと思考を飛ばそうぜ?


「少し疲れたな。元春もとはる。癒してくれ」

「……どうぞ」


 俺は美形でもないが不細工でもない(と思いたい)普通の顔に不釣り合いな、男にしては珍しく長い髪をしている。

 後頭部のやや下辺りで結んだ長髪のゴムを解けば、ハラリと頬に掛かる黒髪。下ろすと腰を通り越してケツまであるっていうのは、我ながら苦労して伸ばしただけに感慨深いものもあるけど。

 でも、俺の地味な顔じゃなー。長髪の無駄遣い(?)って感じ。

 幼馴染は戯れのように俺の髪を梳くのが好きらしく、「癒してくれ」というのは、「髪を撫でさせろ」という意味だ。

 当然だが、別に長髪にしたくて伸ばしている訳じゃない。俺だって自分の顔立ちが耽美とは無縁の造作だと自覚している。

 そんな十人並みの男と自覚していながら髪を伸ばすなんて、ナルシストめいていて「いたたたた」って感じだ。でも幼馴染が伸ばせと言ったから伸ばしている。それだけだ。


「お前の髪はいつ見ても、いつ触っても、コシがあって艶やかで美しいな。黒々としてて真っすぐで、大和撫子じゃないか」

「髪だけ言えばそうかもしれませんね」


 男に対しても凄い口説き文句言って来るよな、この人は。王子様が板に付き過ぎだろ。「大和撫子」なんて、生まれて初めて言われたぞ。

 流石に付き合い長いから結構慣れたけど、偶にドキッというかギクッとするような事、平然と言ってくる。俺みたいな無骨な男にもこういう事しれっと言えるの、ある意味凄い。

 この人が俺の日本人らしい髪をひどく気に入っているから伸ばしている。幼馴染は俺と違って王子様めいた外見の、とてもとても綺麗な人だし本人もそれをよく自覚しているが、自分の色素の薄いフワフワの癖毛がどうにも気に入らないらしい。

「日本人たるもの黒が一番だろ」って思ってるのか、髪同様に色素が薄く光に弱い自分の虹彩もあまり好きじゃないっぽくて、俺に髪を伸ばせと言ったのもこうして事あるごとに俺の髪を触りたがるのも、全てはこの人の自己満足。……まぁ、俺の自己満足も少しは入ってるか。

 俺はいつでも完璧なくらい王子様な幼馴染の下僕で、この人の命令には従うと決めている。

 幼馴染――空さんが女子でありながら誰よりもカッコイイ王子様をやっているのは、ひとえに俺の病弱な妹の為なのだから。



 俺こと桜庭さくらば元春と空さんは、小さな生花店の長男と大病院の院長夫婦の一人娘という格差社会があるにも関わらず、恐ろしい事にれっきとした幼馴染だ。

 小さい頃は近所に同じような年齢の子供が居なかったし、父親同士が仲良いから性別の垣根を越えてよく遊んでた。

 幼い頃は今と違って主従めいた関係じゃなかったから、俺も「空」って呼び捨てにしていたし敬語も遣ってなかった。空さんも普通に女の子らしい恰好や言動の、如何にも育ちの良い美少女だった。……否、今でも王子様やってるってだけで美少女なのは変わりないけどな。過去形にする必要なかったわ。

 小学生の頃に何度か、妙に変質的な雰囲気の大人から狙われた事もあったりしたし、俺の知る限り一番美少女なのは間違いなく空さんと言える。異論は認めるけど。

 フワフワした長い茶色の髪をリボンで飾り、レースやフリルが付いた高そうな女児用の服を着てるお金持ちそうな可愛い女の子(洋風)を想像してくれれば良い。昔の空さんのルックスは大体それで合ってる。

 俺には少しだけ年の離れた妹が居る。名前は友花里ゆかり。学校に通ってれば今小四のはず。

 友花里は生まれつき心臓が弱いみたいで、手術しないと死ぬ確率が高い。本当は今でも怖い。発作が来る度、俺は今度こそ友花里があの世に連れて行かれるかとヒヤヒヤする。

 十歳までは保たないかもしれない。――そんな風に診断された妹の誕生日を迎える度、おめでたい事なのに命の刻限を示されているように感じて、俺も親も友花里の誕生日を「これが最後かもしれない」と思いながら真摯に祝う。

 空さんの父親は大病院の院長で、器官系においては全国有数の医者で、母親も腕の良い内科医だ。俺は生まれてきた妹を喜んだのも束の間、重い病気の事を知って、空さんに相談した。


『空、どうしよう。友花里が…、』

『友花里ちゃんがどうしたの? 夜泣きがひどいとかはゆるしてあげなよ。まだ赤ちゃんなんだし、』

『ちがう。しんぞうが弱いんだって。どうしよう。しゅじゅつしないと治らないんだって。でもウチ、友花里を治せるお金がないって……』


 小さな花屋。病院の近くにあるから見舞い用に買っていく客が居るので、客足は少なくない方だと思うけど、花というのは生活に余裕のある時でないと買ってもらえない。

 決して裕福じゃない桜庭家に、友花里の手術代を捻出するのはとても難しいのだと、母さんが哀しそうに言った。


『友花里ちゃん、しんぞうがわるいの? どんな風に?』

『おれにもよくわからない。お母さんが説明してくれたけど、何か生まれつきらしくて……』


 医者夫婦の娘だが、流石に小一かそこらで病名だの症状だの判る訳がない。まして俺の説明もグダグダで要領を得ないものだった。

 その日の夜、空さんは手っ取り早く親に訊いてみたらしい。友花里を出産したのも診断したのも真北総合病院だったから、カルテはある。


『お金だけあってもすぐしゅじゅつ、ってわけにはいかないみたい。ドナーていきょう、ってのが必要なんだって』

『ドナーって何?』

『死んだ後、ぞうきをあげても良いですよ、って生きてる間にそういう…ばしょ? きかん? にとうろくしてる人のことを言うみたい。わたしにもよくわかんないけど…』

『おれも出来る? そしたら友花里におれのしんぞう、あげられる』

『元くん、死んじゃうの? しんぞうがぶじな死に方しないとだめみたいだし、友花里ちゃんのために死んじゃったら、友花里ちゃんがショックだよ』

『……じゃあ、空。お父さんにたのんでくれ! おれがぜったい大人になったらお金返すから、友花里にしんぞうあげても良いですよ、って人のしんぞうが出てきたら、すぐしゅじゅつしてくれって!』

『元くん、でも……、……うん、わかった。たのんでみる』


 俺の我が儘を聞いた空さんは、父親に俺の懇願を包み隠さず話した。

 親同士が仲良いので、俺の身勝手な願いはすぐさまウチの両親の耳にも入る事になり、当然ながら俺は父さんにしこたま怒られた。

 今なら父さんにぶん殴られたのも凄い判る。俺は空さんと親しいからって、ズルをしようとした。

 友花里以外にも同じ症状の病人はたくさん居て、強い心臓を欲しがってる人達はいっぱい居るはずなのに、俺の妹を優先してくれだなんて。……皆、俺と同じような気持ちでいながら、それでもちゃんと順番守ってるのに。父親同士が仲良い縁で友花里に関して色々融通利かせて頂いてるってだけでも、僥倖なのに。

 ウチの父さんは昔気質の人って言えば良いのか、助けを求められたら無報酬無条件で助けるくせに、自分が誰かに助けを求めるってのは苦手な人だ。

 そういう漢らしいところに空さんの父親は(純粋な意味で)惚れたらしく、高校時代からの親友らしい。そのお陰で花屋の稼ぎではとても長期の入院なんて望めないのに、安い費用で友花里を入院させてくれる小父さんに感謝している。

 大人になるまでに友花里にドナー提供者が出てくるかもしれないし、かなり安くしてもらってるものの、やはり本来の入院費と手術代はキチンと払って然るべきだ。そうしないとあまりにも不公平過ぎる。

 俺は自分が幼馴染の一家にとんでもない我が儘を言ったと後から自覚したので、物凄く反省した。



 その二年後だっただろうか。小三のある日、空さんは突然髪をバッサリ切った。今の俺くらい長かった髪を、未練もなくうなじが見えるくらい短くして。

 着る服もいきなりボーイッシュになった。「スカート? そんなヒラヒラしたもの、とっくに卒業しましたよ」ってな顔して、半ズボンとかジーンズを穿く。幼馴染の急な変化に俺は戸惑いを隠せなくて。

 一体何の心境の変化か、と当時思った俺だが、空さんの唐突なイメチェンは、友花里の為であり、ひいては俺の迂闊な呟きが引き金でもあった。


『友花里、俺が大人になるまでちゃんと生きててくれるかな…』


 大人になったら、家業を継ぐかもっと大きな会社に何とか就職して高給取りを目指した方が良いのか、齢九つにして金を稼ぐ方法を真剣に考えていた俺は、いつもみたいに空さんと一緒に帰っていた。

 空さんと同年代の女子も近所に居るには居たけど、今と違って当時の空さんはあまり同性受けが良くなかったから、結局毎日俺と登下校してた。

 親の世代だと、男子は黒、女子は赤、ってランドセルの色が決まってたみたいだが、今はそういう時代でもないらしい。俺のランドセルは深緑だったし、空さんのランドセルは意外な事に茶色だった。それもミルキーなキャラメルブラウンとかならまだ園児の女子が選びそうな色だと納得するけど、小学校高学年ならともかく、園児の時点で誰も選ばないような濃い茶色。

 ピカピカの一年生。真新しいランドセルが並ぶ中、女子はピンク系が多いかと思いきや意外にも多いのが水色ばっかで、そんな中唯一、空さんのシックな茶色いランドセルは、けれど大人びた魅力として映った。明らかに周囲から浮いていたが、それは地味だからではなく、垢ぬけたお洒落感。

 レースやフリルたっぷりの女の子らしいファッションに、クラシカルな茶色のランドセルは驚くほどよく似合った。「濃い茶色は地味」というイメージを覆す高級感溢れる装い。

 他の女子がランドセルで水色を選んだ理由は、あからさまにピンクだと子供っぽ過ぎるから、パステルカラーで女の子らしく、けれど可愛くなり過ぎない色だから、ってな理由だろう。何せ六年間使うのだ。小学生になるにあたり、小一でさえ園児には自分達より大人に見える。まして六年生となったら園児から見りゃ完全に大人と同じ。子供っぽい「可愛い」色で六年間過ごすのは、なんて思っちゃうんだろう。女の子って早熟過ぎる。

 そんな、「可愛い」を素直に選べない女子を尻目に、空さんときたら毎日母親好みのフリフリのワンピースを着て、大人っぽい茶色のランドセルを颯爽を背負って登校してくる。明らかに周囲の女の子と違って可愛くてお洒落で、しかも大人っぽい。そりゃ、小学生らしく動き易さを考慮してお母さんが買ってくるようなTシャツや色無地キュロット履いてる女子にはやっかまれちゃうよな。

 ただでさえお金持ちの美少女で頭も良いなんて、遠巻きにされ易い条件揃ってんのに。何で己を貫いちゃうかね。そういうとこ、空さんらしくて俺は好きだけど。

 さて、その当時、乳児と幼児の合間に居るような小さな妹は、この頃はまだ入院してなかった。

 親元離して生活させるには幼過ぎたし、いずれ入院するという内輪話が出てて小父さんの厚意で手続きも完了してたけど、俺も初めての妹とすぐ離れ離れで暮らすのはちょっと寂しかったし。


『友花里ちゃんの手術、早く出来るようになると良いよね』

『うん…。そんで俺は、真北家に何とかしてお金とご恩を返す』


 俺の決意に、空さんは少しビックリしていた。何かにつけて俺が「いつかお金は必ず返す」と言っていたのは知ってたけど、恩も返すと言ったのはそういやこの時が初めてだった。

 幼馴染と言っても、如何にも育ちの良い美少女と俺が一緒に登下校してるのをクラスの男子がからかってきたりもしたけど、ついこの間、誘拐っぽい出来事に遭った空さんを知ってる身としては、男の矜持よりも幼馴染の身の安全だ。

 たかが小学生男子に過ぎない俺と一緒に居たところで空さんの危険度は変わらないかもしれないが、独りにさせておくよりは安全だと思って。

 そして空さんは小三にして、既に男子の間ではこっそりひっそり人気が高かった。――まぁ、明らかに周囲より頭一つか二つ分は抜きん出て可愛いもんな。人気なかったらおかしいわ。

 俺が嫉妬されてるのも判っていたが、真北家は妹の恩人であり、空さんは幼馴染でもある為、俺は気にしなかった。空さんも男子の俺がいつも近くに居る事を、特に嫌がってなかったし。慣れって怖い。

 俺は当時から空さんが男子にメチャクチャ人気あったのを知っていた。まぁ俺も男子だし。友達が全くいなかった訳じゃない。嫉妬されるのは面倒だったが、妙な優越感もあった。

「空とは幼馴染だから一緒に居る事が多い」と説明すれば、「ふーん」と何となく納得してくれる。「幼馴染だから」っていうのは、実は説得力なんてほぼない説明だと思うんだけど、「幼馴染だから」なのか、って皆何となくで納得しちまうってのは面白いし楽だ。

 空さんがモテる事を知っている俺は、不意に隣を歩く空さんと家に居る小さな友花里を脳内で並べて――嘆息した。


『学校も、行けるかどうか判んないだって…。ずっと病院で暮らすって、どんな感じなんだろ。……友達も、恋も、友花里は出来ないのかな…』


 病院にだって友花里と同じくらいの年頃の子供は居るだろうし、似たような環境でずっと病院暮らしを余儀なくされている人も居るだろうけど、才色兼備で人気者で華やかな空さんと同じ性別で俺にとっては空さんと同率一位で可愛い女の子である妹には、空さんや普通の女子が持ってるものを何も得られない人生になるかもしれないと思ったら、何だか哀しくて。

 空さんは俯く俺を見た。隣を歩く俺の手を無言でそっと握ってきて、慰めようとしてるんだと思ったら、女子に弱音を吐いた自分が情けなくなって顔を上げられないまま家まで帰った。

 ……だから俺は、自分の独り言が、今までの女の子らしい恰好が常だった髪の長い幼馴染がショートカットの中性的な美少年風の美少女に変身するとは、翌朝劇的に外見と言動を変えた彼女を見るまで予想もしてなかった。



 ずっと病院暮らしでは、妹に友達も好きな人も出来ないかもしれない。――うっかりそんな気持ちを吐露してしまった俺のせいで、友花里の為に、完璧な王子様をやっている空さん。

 俺はそれ以前に空さんに言ってしまった我が儘も重なって、本当に空さんに頭が上がらなくなった。

 だって俺では妹の王子様なんてなれっこないし。ルックス的にも立場的にも。……どうせな、身長185センチで無駄に威圧感ある仏頂面な仁王像系男子だよ! 仁王像は王子様にはなれねーんだよ! 流石に妹可愛い俺だって、ガチで妹の王子様目指してたらそれはそれでヤバいしな…。シスコンってヤツだろもうそれ。

 だから、お礼というかお詫びというか、俺は空さんに仕えると決めた。

 見たところ本人も王子様を楽しんでるように見えるけど、それでもやっぱり、長い髪も可愛いスカートも、空さんがあの日、切り捨ててしまったのは確かだから。

 友花里がハッキリと兄の幼馴染を認識出来るようになった――つまり物心つく頃には、既に空さんは今の空さんだった。

 勿論、必要以上に男らしさを演じてる訳じゃない。一人称は常に「私」だし、中学の制服ではちゃんとスカート履いてた。ジャージで過ごすとか男子の制服着るとか、そういう事はしないんだよな。友花里の見舞いに来てくれるときは、一度家に帰ってから私服に着替えてきてたから、まんま美少年だったけど。今も美少年だけど。

 友花里がいつまで騙されてくれるのか、俺にも見当つかないけれど――っていうか、もしかしたらとっくに気付いてるのかもしれないけど、友花里はいつも空さんを見ると「今日もカッコイイ」「いつも素敵」「無愛想で無骨なお兄ちゃんとは大違い(悪かったな!)」と恋する乙女のような反応をするので、真相は謎だ。

 空さんは病院では院長の「息子」って事で通しているのか、友花里以外にも結構な数の医者や看護士が空さんの性別に騙されているのは確かだ。誰がどう見ても完璧なまでにノーブル系美少年です有難う御座いました。

 だってそりゃ、俺のせいで王子様に華麗なる転身をしたような空さんだ。それが友花里に恋を経験させてあげよう、っていう仏心であってもさ、空さんは優しいよ。自分以上に理想の王子様になれるヤツなんて居やしない、ってよく判ってらっしゃる。

 女にしては170センチ超えと長身な方だし、その辺の男よりイケメンだもんな、色々と。隣に立ってる俺、マジ引き立て役。勝ててるのって体格と髪の長さだけだわ。

 高校だって県内で女子用のスラックスがあるようなところ、わざわざ調べて受験してさ。校則破かずにスカート穿かないで済むようにしてんだぜ。空さんの成績なら、もうちょい上の学校だって行けたはずなのに。惚れるしかねーわ、こんなん。

 空さんが妹のみならず女子が夢見るような王子様を友花里の為だけに何年も演出してくれるから、俺はせめて、俺なんかの迂闊な一言で女の子らしさを潔く捨ててしまった空さんに少しでも報いたくて、少しでも罪悪感を払拭したくて、勝手に空さんの下僕になった。押し掛け従者。それが俺。

 だってそうでもしなきゃ、空さんに申し訳が立たない。

 男装してても、女子だけじゃなく男子にも密かにモテている空さんは、美しさに磨きが掛かった十七歳になっても、誰からの恋も受け取らず、短い髪に潰した胸のまま、友花里の王子様で居続けている。小三のあの時、俺が失言した翌日から、今でもずっと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る