第3話
俺は前世では奴隷として生きてきた人間だ。
だけど、この異世界ではフィル=フリートという名前をもらい受けた。この世界は俺にとって天国のようなところだった。
エルナ=フリート(母親)
ハロルド・ヴァール=フリート(父親)
リューニス=フリート(兄)
の4人家族
俺の4歳の誕生日を後1ヶ月となった。
最近、お母さんにあまり元気がなく張り詰めた表情をしていた。俺はそんな母さんに元気になって欲しくて、変顔をしてなんとか笑わせようとした。
しかしお母さんはそんな俺の頭をポンポンするだけで笑ってくれなかった。
「ごめんねそろそろ会議に行かなくちゃ行けないからねいい子に我慢していてね」
と言ってこの場を後にした。
ーーーーー夫婦会議ーーーーー
父親「フィルをこれ以上甘やかすなもう少しで4歳だ。あいつは凄い能力を持っている、今すぐに戦力として働かせたい」
母親「駄目よ!フィルは子供なんだからリューだってやらせたくは無かったけど、自分が働きたいって言ったから私は仕方なく許可しただけで本当は嫌なんだからね」
父親「リューとフィルでは能力の次元が違う一緒にするなよあいつの持つ目それは戦うべき人間が持つ目だただ普通に生活するような人間が持って良いもんではない」
母親「フィルは絶対に危険な目には合わせないから!」
「バタン」と扉を勢いよく閉めた。
父親「じゃあ仕方ない計画を変える、、、エルナ=フリートを殺害する」
部下達「了解致しました」
ーーーーーー
この時俺は母親エルナ=フリートの命が父、ハロルドに狙われている事を知る由もなかった
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