受賞作品のつくりかた①
※まずこちらを投稿するにあたり、カドカワ担当編集者さまの許諾を得ている旨を記載させていただきます。
それではいきましょう。
まず、「戦うイケメン中編コンテスト」でご縁をいただいた作品がこちらです。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860840649050
こちらの初稿のさらに元になった原稿ですね。
本ページを読む前でも後でも、読んでいただけたら参考になる点も多いかと思いますので、お時間がございましたらどうぞ。
気を付けたこと① 応募のルール
そりゃ当たり前だろう、と思う方も多いかと存じますが。
ここで候補から外されて落選……なんて悲しすぎるじゃありませんか。
それこそどんな良作を書いたところで、編集者さんに(この作者こんなことも守れないなんて、一緒に仕事しづらそうだなぁ)という先入観をもたれて得することなんて一つもないですよね? 応募要項に書かれている決まりは必ず守りましょう。
〇締め切り
〇文字数
〇作品が募集テーマに合っているか(これはあとで掘り下げます)
〇個人による投稿か
〇オリジナル作品か
〇権利面がクリアになっているか
などですね。
「書籍化」を景品としたコンテストである以上、今後の仕事のパートナーに選んでいただかなければなりません。「ルールよりも芸術だ!!」などという口上は、大御所作家になってからが賢明だと思います。私みたいな新人は、謹んで言われたことを正確迅速に「いえっさー」と機械みたくこなしたいと思います。
気を付けたこと② お題の確認。
今回だと「戦うイケメン」ですね。
もう題材が「イケメン」ということで、狙う読者層は女性でしょう。
でも「戦う」ということは……女性ウケする少年漫画・RPGゲームのような作品がほしい、ということかと私は解釈しました。
それでは具体的な「戦うイケメン」とは何か……主催者のカドカワBOOKSさんがしっかり明記してくれていました。
以下抜粋です。
【2022年現在、コミックやアニメ、ゲームの世界は、魔法やハイテク武器や異能や法術や刀を使いこなし、ときに共闘し、ときにぶつかり合う魅力的なイケメンたちで溢れています。】
私が特に着目したのがこちらの文章です。
ようは、今の流行りだったらこんなマンガやアニメの小説がほしいです!
てことですよね?
実際にどんな作品タイトルが挙がるのか、当時の私なりに連想したのがこちら。
・魔法……ツイステッドワンダーランド(アプリゲーム)
・ハイテク武器……これは不明。最近のファイナルファンタジー系とか?
・異能……NARUTO(ジャンプ)
・法術……呪術廻戦(ジャンプ)
・刀……刀剣乱舞(アプリゲーム)
なるほど? つまりこんな雰囲気で……違う題材で来いってことかと!
だって考えてみてください。原作知っている方はすぐに想像できると思いますが……刀剣乱舞以上に歴史勉強してストーリーを作れますか? ツイステの枢やな先生(原作担当の漫画家さんです。代表作は『黒執事』)を超えろと?
むりむりむりむりっ!!
おまえ仮にもプロなんだから志高く持てと仰る方もいるかもしれませんが、すみません。プロ作家デビュー1年生なりの段階を踏ませてください。
(いちおう、2022年4月に「100日後に死ぬ悪役令嬢は毎日がとても楽しい。」というなろう作品でデビューした者です)
なので、よく聞く「オリジナリティ」という観点でも【上記題材を
なるほど。どのみち鬼畜だね?(笑)
ちょっと長くなったので、ページ分けます。
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