第2話 の前の茶番 グダグダしたものの詰め合わせとも言う

「………?」

何が何やら理解に苦しむこの頃、如何お過ごしでしょう皆様。何やら私生きています、病気で死んだはずなのですが…?


「お目覚めですか、お目覚めですね、おはようございます濱里寧音様。」

今自分が置かれている状況を確認する間もなく不意に声を掛けられる

「ヒョエッ?」

我ながら随分と素っ頓狂な声が出たものだ、ただ言い訳をさせて欲しい、人間死んだのに生きていた上に状況が何も分からない状態で急に声をかけられたら誰だってあんな声の一つや二つくらい出るはずだ

私が保証しよう、補償?保障…?


「なあなあ、おひとり様シンキングタイムはもういいか?いいよな、よしOK。」

「勝手にOK出されても…」

「うるさい、話が進まないんだそういうのは後にしてくれ。」

「君何歳?随分小さいね、可愛いねお父さんとお母さんはどこにいるのかな?ちょっとだけハグしてもいいかないいよねありがとう。」

問答無用ですかさずハグ、流れるような頭皮擦り

「何しやがんだテメェ」

ガッ!とアイアンクローのお仕置があった

これはこれでご褒美ムフフ

「あと何か勘違いしてねぇか?私は女だぞ?今どきその手の決めつけはお前さんの身を滅ぼしかねんから辞めた方がいい。」

「じゃあ2度お得じゃん!」

「頭おかしいな、ダメだな末期だ」

「そうだね、私末期だったよ?癌の」

「……やめろよそういうの、それはずるいだろ」

「もう終わったことだからいいのよ」


「濱里寧音、アンタのボケのせいで何しに来たか忘れちまった、どうしてくれんだ?このグダグダしてまとまらない感じ、素人丸出しじゃねぇか」

「誰がなんの素人なのよそれ」

「作者が創作の」

「 や め な さ い 」

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