当たったと思ったら

永遠の絆

第1話 まさか

「当たった、万馬券だ」


高額配当金に喜んでいるのは、この作品の主人公A、この男性(以降男性A)は、


非課税の宝くじでは無く、課税対象の競馬で張っていたレースで、


高額配当の万馬券を当てて喜んでいる。


冷静になるように、深呼吸して、落ち着かせて、ネットで税金の事を調べた。


「えっ?継続的に購入していたら、雑所得扱いだと、まじか、しかも、

外れ馬券の購入金額は、雑所得扱いだと経費になると、本当だよな?

しかも、確定申告をしなかったら追徴課税ペナルティ付きかよ、これは、

ちゃんと申告せねば」


男性Aは、直ぐに税金の専門家である、税理士探しを始めた。


無事に見つかったが、クセの強いロリータ格好の税理士が見つかり、


担当してもらうことにした。


男性Aは、この担当にした事を軽く後悔した。


このロリータ格好をした、税理士にありとあらゆる事を、


根掘り葉掘り聞かれ、からかわれ、税理士が、事務所に戻ると、


どっと疲労感が、出て、もう頼まないと思ったが、


申告が完了して、予想還付金額が、自分の想定を超える金額に、


つい、またお願いします。と返事を出した。


男性Aは、ロリータ格好の税理士が、返信されたメールを見ながら、


笑みを浮かべていることを、男性Aは、知らない。


「あの税理士かなり優秀だな、格好と性格を除けば」


男性Aは、これで、来年からの確定申告は、楽が出来ると思っていた。


それから、税理士は、ロクに支払い関係のまとめ方をレクチャーしに男性Aの元に


やって来た。


数日後


「あなたの確定申告中々大変ぷりだったわよ、貴方が整理していなかったせいで、

楽しかったわ」


税理士は、悪魔的に笑みに怒りのオーラを纏っていた。


「いや~俺は、整理が苦手でして」


怖い笑顔で男性Aを事を睨んでいた。


「次の申告までには、きちんと覚えなさいね」


「イエス・マム」


「宜しい、じゃあ、写しを返しに来て、貴方に指導しに来たのよ、改善するなら、よい子ね、それでも良いわ、素直な子は、好きよ」


終わり


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