第04話 逆葬儀屋 3
晴れた空の下。
ポーンポーンポン。とボールが転がってくる。
「ありがとうお兄ちゃん!」
「よう、楽しいか?」
「うん! 楽しいよ!」
「なあ、ここは危ないから、ボール遊びするならもっと奥行ってやろうな」
「うーん……、うん! そうだね。そうする」
ボールを抱きかかえると気まずそうに目を泳がせた。それから思いついたように口を開いて、顔を輝かせた。
「そう言えばぼく、一回しんだんだよ!」
「なんじゃそりゃ」
「かししゃって言うのになったんだって。それを“がくそーぎや”の人たちがなおしてくれたんだ」
「逆葬儀屋、な」
「お兄ちゃん知ってるんだね! もしも“がくそーぎや”の人に会ったら、ぼくがありがとうって言ってたって言っておいてね」
「おう。伝えておくな。だから気を付けて遊べよ、
「うん!」
踵を返し、トテテテと駆けて行く。
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