おまけep59 チョロ王 香織の場合

 香織の日常は萌の温もりから始まる。


 ついに、二人は同棲を始めた。まだ若く、親からの信頼を勝ち取っていない二人は、同棲を始めるにあたりいろいろと制約を設けられていた。


 家賃、間取り、そして場所である。二人は妙とみちるの家のすぐ近く、なんなら隣をと考えていたが、お互いの実家から目の届くところにと約束させられていた。

(あとすごい妙とみちるに嫌がられた)


香織「ふぅ~。やっと二人で住み始められたね!」


萌「なんだかんだ時間かかったね。でももうずっと二人だよ♡」


 なにもかもが素敵期間に突入した。そして何より香織が嬉しかったのはこれだ。


萌「おはよ♡」


 朝目が覚めると、必ずすぐ近くに萌の顔があること。そして目が覚めると必ず、


萌「来て。ん~好きよ♡」


 愛をささやき、強く抱きしめてくれる愛する彼女。(ドロドロに溶けたチョコレートを参照)


香織「うううーーーわぁぁぁぁ!!なんて素敵な毎日なんだっ!」


萌「うるさいなぁ。笑 そんなに嬉しいの?私も嬉しいよ?♡」


香織「だってだってー!会いたいときにすぐそばにいるし触りたいときにすぐ触れるよぉ!!」


萌「そうだね♡ 毎日電話じゃなくても好きって言えるしね♡」


「可愛い、香織。大好き。ずっと一緒に居ようね?」


香織「うん~!萌、大好き~!」


萌「可愛いね、香織。もっとこっち来て?香織はこうやって抱っこすると気持ちいいんだもんね?」


香織「うん。あ~最高です~!」


萌「あとでホットケーキ作ってあげるね♡」


香織「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!♡♡♡」(昇天)


萌「嬉しいの?私も嬉しいよ♡」


香織「がぁぁぁぁぁっ!♡♡」



 *某動画サイトのクリスマスプレゼントにニン〇ンドース〇ッチをもらって歓喜する外国のこどもを参照。


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