「キン肉マン」から学んだこと
カトウ レア
第1話
先日、NOAHの武藤敬司の引退試合を配信で見ていた。小学生の頃から応援していた選手の引退試合を四十路を越えた今、見れることは、すごく嬉しい。そういえば、わたしにとってもプロレスの入口って何なんだろと思った。近年、増えつつあるプ女子より、遥かに昔から応援した。
あ、それは、もしかしたら、ゆでたまご先生作の「キン肉マン」ではないか。今回のお題が「筋肉」ときいて、連想したのは、「キン肉マン」だったのだ。そして、思い出しているうちに「キン肉マン」という作品から、いろいろなことを学んだと思った。
ちなみに、「キン肉マン」の連載は、1979年から1987年で、1983年にアニメ化され、のちに映画化もされている。
わたしが「キン肉マン」から学んだことを羅列してみよう。
1.プロレスが好きになった
「キン肉マン」を見て、プロレスを生で見たくなった。父が後楽園ホールや日本武道館に連れて行ってくれた。また、当時はゴールデンタイムに当たり前のように、プロレス中継をしていたので、毎週、楽しめた。女子プロレスもテレビ中継が、一時期あった。
2.ガチャガチャを知る
キン消しブームが訪れる。悪魔将軍やアシュラマンなど強い超人が欲しかった。今でもガチャガチャを見ると足が止まる。
3.牛どんに憧れる
「キン肉マン」にたくさん出てきた牛どんを、食べてみたい、また牛どんやさんに行きたいと願った。調べてみると、「キン肉マン」の牛どんのモデルは、なか卯なんですね。吉野家だと思い込んでいた。
4.実況というものに興味を持つ
「キン肉マン」の世界では、実況の吉見アナと解説のアデランスの中野さんがインパクト強いが、この時期の新日本プロレスの実況は、古舘伊知郎。ボキャブラリーの多さに圧倒され、古舘節に引き込まれていった。
5.マスクマンを好きになる
「キン肉マン」の主人公は、マスクマンだが、この時期の新日本プロレスにタイガーマスクもいて、マスクマンってかっこいいなと刷り込まれた。
6.アニメソングが好きになる
「キン肉マン GO Fight」の主題歌をはじめ、アニメの中の歌を好きになる。家族で遠出するときは、アニソンのカセットをリピートしていた。今でも歌える歌が多々ある。
7.声優という存在を意識する
「キン肉マン」の主人公を演じた神谷明さんの声は、今でも好き。
8.「週刊少年ジャンプ」を知る
原作を読みたくなって、ジャンプにたどりつく。誰かしら、学校に持ってきていて、読んだ。
9.初めて映画館に行く
わたしが初めて映画館で見た映画は、東映まんがまつりの「キン肉マン」だった気がする。三本立てくらいかな。当時は、レンタルビデオが盛んで、何回もレンタルもした。
10.超人募集に応募する
初めてだした公募作品。採用はされなかったが、何かの課題に応募する楽しさを教えてくれた。
書き出してみると、プロレスや映画鑑賞や公募への応募など、様々な世界への入口として、「キン肉マン」ていう作品があったんだなと思う。今のわたしの趣味にとても良い影響を与えているのだ。
「キン肉マン」から学んだこと カトウ レア @saihate76
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