ここから記憶を失ったアリスちゃんが『あたし』ではなく、『私』になったのでありますね('ω')そして、ここから学園に向かう感じでありますなー('ω')
作者からの返信
おはようございます、ユーディ様。
拙作をお読み頂きありがとうございます!
そうなんです、一人称が『あたし』から『私』に変化し、現在のアリスの物語へと続いていく形です。
この過去編のアリスは十歳なので、テラスト魔法学校に通うのはもう少しだけ先のお話ではあるのですが、その間に孤児院で『星空愛好会』を設立する切っ掛けとなった出来事や、現在のアリスを形作る出来事があります。
次話より本編軸に戻りますが、現実では『光の御子教』、因縁あるネオンとの戦いの只中です。
アリスはこのまま記憶を思い出すのか、リヒトの弟ネオンとはどういった決着を迎えるのか…お楽しみにして頂けましたら嬉しいです。
いつもお声がけ下さり誠にありがとうございます!
お邪魔します。
何でしょうか? この感触! とっても、すべてが理解できたような、ほっとする感覚。でも、分かれば分かるだけ、なぜか悲しい気持ちも理解できてしまう。
いつもに比べて比較的短いお話なのに、ものすっごく深く大きなものを感じました。そーなんだ、これが今に繋がるんですね。
この物凄い圧縮されたような体験をいつかアリスは思い出すのでしょうか? それを思うととても複雑な想いがよぎります。
作者からの返信
おはようございます、根 九里尾様。
拙作をお読み頂きありがとうございます。
そうなんです、現在十歳のアリス。
ここから『星空愛好会』創立の切っ掛けとなる孤児院の子供達と星座を観る出来事や、現在の『アリス』を確立していく出来事などが起きていくこととなります。本編軸との繋がりを上手く表現できていましたら良いのですが…
このアリスのことは本編で、そして過去編の『アリス』はこちらの『アリス』の断片で全て出し切れたのかなと思い、このお話のラストはあえて短めにしました。
ですので『いつもに比べて比較的短いお話なのに、ものすっごく深く大きなものを感じました』とのお言葉を頂けて、とても嬉しいです…!
現実ではリヒトの姿をした彼の弟、ネオンと対峙している真っ只中な状況なのですが…アリスがこの出来事を思い出す時は近いです。
この全てを思い出した時、それは『私』のアリスなのか『あたし』のアリスなのか…
次話から舞台は再び『光の御子教』の話へと戻ります。
因縁あるネオンとの決着を迎えることが出来るのか、ゆっくり更新にはなりますが少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです。
いつもお声がけ頂きまして、誠にありがとうございます!
うわぁ、胸にきますね……。
そうか、名前も何もかも忘れているんですよね。
サラは事情を聴いていたんでしょうね、多分。
アリスが今の明るく元気で優しい子に育ったのは、サラさんと孤児院の皆のお陰ですね。なんだか、ありがとうを言いたい気分です…!
作者からの返信
こちらにもコメント頂きありがとうございます…!
そうなんです。ここで『あたし』のアリスから、今の『私』のアリスへと変わりました。
リヒトの葬儀はアリスが目覚める前に早々行われていて、実際はリヒトが亡くなってから数日経っていました。サラがジストと面識を持ったのはこの時になります。
この当時のサラはリヒトの死の切っ掛けとなったジストよりも、アリスを孤児院に預けようとするシャンへの怒りの方が強く、二人はかなり揉めました。気が強い彼女達ですが、この時のシャンはサラの怒りや罵声を黙って受け止めていたようです。
以降七年間、本編でリヒトの墓を開けるその時まで、二人は手紙でのやり取りしかしていません。
しかしシャンとアリスの関わりを知られるのはまずいため、シャンの方は手紙と言っても孤児院への寄付とアリスの養育費を含んだ小切手一枚のみで、それもまたサラの怒りを煽ることになりました。さすがに現在では彼女の怒りも沈静化していますが…
今のアリスを形作ったのはサラや孤児院のシスター、アリスに懐く子供達に違いなく、そんな彼女、彼等に温かなお言葉を頂きまして、こちらこそ何と御礼を申し上げれば良いのか…本当にありがとうございます。
そしてようやく一区切りとなりました『アリス』の断片、舞台はここから七年後となる本編軸に戻ります。
物語も佳境となってきました拙作、少しでもお楽しみ頂けましたら幸いです。
大変励みになります素敵なコメントを、誠にありがとうございます!