これがサーカスという名前が決まった瞬間でありますな('ω')考えるとサーカスのメンバーも個性的という感じが思ってしまうであります('ω')
作者からの返信
こんばんは、ユーディ様。
お声がけ下さりありがとうございます!
見せ物としての『サーカス』であり、輪という意味での『サーカス』でもありました。
『サーカス』が派手に動けば動く程に世間の目は彼等に向けられ、その陰で『光の御子教』は暗躍する…ヴァイスのネーミングはかなり的を射ていたのかなと…
『サーカス』メンバーを個性的と感じて頂けて良かったです。
事情があるとは謂えどもはみ出し者の彼等は、それぞれが何かしらの問題を抱えています。『サーカス』メンバー達の歪さを上手く表現できていれば良いのですが…
この『追憶の欠片5』はシェリーの過去編『追憶の欠片2』とも重なる部分がありますので、シエルの死は避けて通れないのですが…その時にヴァイスが何を思い、どう考えるのか。物語の結末を、どうぞ見届けて頂けましたら幸いです。
サーカスのメンバーも、たぶんみんなが被害に合っているんですね。
ヴァイスですら、被害者ですもんね。
だんだん見えてきたのは、サーカスが『悪』なんじゃなくて、本当の『悪』は別なところに安穏としてるということですね。
これは、世界の構造が問題なのか?……深いですね。
作者からの返信
おはようございます、根 九里尾様。
拙作をお読み頂き誠にありがとうございます!
『サーカス』という組織を作り上げたのは人の歪んだ思惑であったり、国の体制であったりと、様々な要因が重なってできた部分があります。
しかしルークのように温かな居場所を捨ててまで仲間になる者もいれば、シェリーやシエルのようにそれでもまともに生きようとする者達もいます。
世間一般からすれば『悪』とされる『サーカス』ですが、この『追憶の欠片5』ではそうならざる得なかった彼等の事情であったり、それでも『サーカス』やヴァイスのしていることは許されないものであるというのが描ければなと思っております。
諸悪の根源は『サーカス』を操る『光の御子教』なのか、彼等という存在を作り上げたこの世界なのか…彼等なりの答えを作中で表現していければと思っています。
ヴァイス並びに『サーカス』の演目に、もう少しだけお付き合い頂けましたら幸いです。