学年一の美少女の星宮さんとクラスの陰キャの七瀬さんが同一人物だという事に気付いた俺はいつの間にか美少女と同棲生活することになっていた
星宮 亜玖愛
プロローグ
昼下がりの雲一つない青空、春ももうそろそろ終わりが近づき、涼しいながらも暖かくもあるなんとも気持ちいい天気だ。
そんないい天気の日にふさわしい若者達の和気あいあいとした声が放課後の教室に響く。
「透華〜!一緒にか〜えろ!!」
「花奏、もちろん!」
「透華〜2人だけずるい〜!今日はどこ行くの??」
「ごめんごめん、でもあたし今日は用事があるから一緒に帰るだけね」
「え〜、透華と遊びたかったなぁ〜」
「ねぇ花奏、遠回しに私とじゃヤダって言ってる?」
「星歌とは嫌だってわけじゃないけどさぁ…透華がいた方がもっと楽しいじゃん?」
「あはは、ごめんね〜」
2人の女の子に囲まれて会話をしていた彼女はそう言い、2人に向かって手を合わせた。
彼女の名前は星宮透華。俺のクラスメイトであり、学年一の美少女だ。可愛らしい目に少し高い鼻、全体的に見ても整った顔立ちで、体型もすらりとしており、いかにも女子の憧れといった感じだ。亜麻色の髪はポニーテールで結ってあり、さらに可愛らしさを際立たせている。
周りにいる吉宮花奏と雪月星歌も一般的に見ると可愛い部類に入ると思う。だけど透華の隣にいるとどうしても霞んで見えてしまう。
それほどまでに可愛い透華。だからこそ透華は、クラスの中心どころか学年の中心にいるのだ。
いわゆる高嶺の花というやつだ。
そんな透華と俺が関わるはずなどない。
俺、東雲湊は、良くも悪くも普通。学力が突出してあるわけでも無く、スクールカーストも下位でこそ無いが、中位層に位置していて、スポーツができるわけでもない。ただ、野球に関しては、小学校、中学校、そして今高校でもやっているため、ある程度上手くはある。一応うちの高校は過去に甲子園出場経験もある強豪校だ。試合には一年生の秋から出ており、今は高校2年の晩春、チーム一丸となって甲子園出場を目指している真っ只中だ。それと、うちの高校は強豪校にしては珍しく坊主の指定がない。
そんな、ただの野球バカと学年のマドンナが関わることなどない。
手を伸ばしても決して届かない場所にあるものなら、最初から欲っさなければいいのだ。
そうすれば、周りも、自分も傷つくことなどないのだから。
「っと、そんな手に入らないような物のことを考えてても仕方ないな」
そうだ、今日は珍しく午前授業なのだ。部活も休みだから午後は久しぶりにゆっくりできる日なのだ。
「おーい湊ー、今日どっか遊びに行かね?どうせ部活も休みだろ?野球ばっかしてるからたまには俺と遊ぼうぜ?」
前の席にいた俺の友達、神楽颯斗が振り向き様に話しかけてきた。
「ん〜、今日はゆっくりしようと思ってたけど最近遊んで無かったしなぁ…ちなみにどこ行くの?」
返答次第でどうするか決めよう。
「決めてない」
「誘っといて決めてないんかい」
反射的にツッコミがでてしまった。誘ったなら決めとけよ。
「どこ行きたい?」
「人任せかよ…まぁ、行きたいとこはないなぁ、強いて言うならお腹すいた」
「そりゃ昼飯まだ食って無いからな、昼どっか食べに行くか」
「そだね、他誰か誘う?」
「星宮さんとか?」
「やめとけやめとけ、ケガするだけだ」
「ぶ〜、湊本当にそうゆうとこだぞ?」
「どうゆうとこだよ、今のは全面的にお前が悪い」
「そうゆうことじゃなくてさぁ〜」
よくわからん。理不尽。怖い。
颯斗がなんかぶーぶー言ってるが男のそれはただ気持ち悪いだけなのでスルーしておく。
ちなみに颯斗は彼女持ちだ。憎い。
そんなこんなで俺たちは昼食を食べに行くことになった。
♢♢♢
「はぁ〜食ったなぁ!」
颯斗が満足そうに腹を撫でながら言った。
「まぁな、ゴチになります」
「おいこら奢らんぞ?」
おかしい、そうゆう約束だったはずなのに。(俺の頭の中で)
「この後どうする?」
奢る奢らないで一悶着した後にふと颯斗が問いかけてきた。
「ん〜、姉ちゃんが帰ってくる頃には家に居たいから、6時くらいには帰りたい」
「相変わらずシスコンだなぁ……」
「シスコンじゃねぇし」
姉ちゃんは、24歳で本名は東雲菜乃華。姉ちゃんが仕事から帰ってくるのが7時くらいだから6時くらいには帰りたい。
「じゃあ買い物でもすっか」
現時刻は午後2時、最大でも4時間は遊べる。
「そうだな、でもどうせなら遊べるとこも併設してあるとこにしよう」
颯斗の提案に少し付け加える形で賛同する。
「よし、それなら新しく出来たタワーモールに行くか」
颯斗は少し嬉しそうにそう言ったのだった。
♢♢♢
一通り買い物(主に服)を済ませた後に俺たちはタワーモールの中にあるバッティングセンターに来ていた。
ちなみにこのショッピングモールはめちゃめちゃめちゃめちゃ大きくて、中に入ってる店は大小合わせても数百は余裕で超えてくる。
だから余程マニアックな物を買う予定がないならここでだいたいは済ますことができる。
見た目もすごく大きくてもはや横幅までも大きいタワーみたいになってるため、市民にはタワーモールの愛称で親しまれている。
「初めて来たけどほんとになんでもあるんだな…」
出来たてホヤホヤのバッティングセンターを見て颯斗は感嘆する。
「まぁな、確かにこりゃすげぇわ」
普通のバッティングセンターだと軟式ボールか硬式ボールかどちらかしか無いだろう。そもそも硬式ボールが打てるバッティングセンターは少ない。だがここはそのどちらも打てるようになっている。
硬式ボールを打つゾーンと軟式ボールを打つゾーンは緑色のネットで区切られている。
「練習が休みの日はここで練習するのもありだな」
「練習休みの日まで練習するのかよ…」
「当たり前だろ?こちとらガチで甲子園目指してるからな、休みなんて無い方がいいくらいだ」
「えぇ〜…」
「しかも変化球もあるしマックス150キロまであるしな」
「えぇ〜……」
「えぇえぇ言ってないで早く打つぞ、せっかく来たんだし打たないともったいないだろ?」
そう言い、俺は硬式の150キロのブースに歩いて行く。
「え?ちょま、硬式で打つん?え?あ、俺は軟式で打ってるから、よろしく〜…」
「え?颯斗もこっちで打つよね?」
軟式のブースに逃げようとしている颯斗の手を掴んで微笑みかける。
「ひぃっ!!」
なんか怖がってる気がするが、あらかた気のせいだろう。だから変わらずに微笑みかける。
「バラバラでやるより絶対2人でやった方が楽しいから。ね?くるよね?」
「は…はい、分かりました」
「なんで敬語なん?」
微かな疑問を残しつつ俺らは硬式のブースに向かうのだった。
♢♢♢
「ふ〜!!打った打った!!」
「いや確かに打ったけどさ、打ちすぎよ?回数もそうだけど、なんであんなえげつない打球ばこばこ打てんだよ」
「回数については安かったからな、1回30球200円はコスパ凄すぎ。あと、野球部ならみんなあれくらいだよ」
「隣の自称野球部の人が引いてたけどな…」
普通のバッティングセンターだと1回20球200円とかだ。だから同じ値段で10球も増えると考えるとめちゃくちゃ安い。
「甲子園本気で目指してる人は最低でもあれくらい打てないとダメだからな」
「まぁ試合では2本に1本は打てないけどな」と加えて苦笑した。
「2本に1本は打てるのかよ……」
颯斗が呆れたような感心したような色んな感情が混ぜになったように言った。
「ねぇ!湊くんだよね?」
「ん?」
颯斗と他愛もない会話をしていると、後ろから声をかけられた。
振り向くとそこには先程透華と一緒にいた、花奏と星歌がいた。
「そうだけど…」
急な事に少し戸惑ってしまった。
「さっき凄い打ってなかった??」
「すんごい速い打球がびゅんびゅん飛んでた!」
「あ、ありがと」
クラスの一軍女子のテンポに戸惑いつつも辛うじて会話についていく。
距離の詰め方凄いな…これが一軍女子か…
透華には劣るとは言ったが、2人もかなりの美少女だ。
花奏は、薄い青色の長い髪をツインテールに結っており、大きな可愛らしい目は花奏の可愛らしさを際立たせている。俗に言う童顔とゆうやつだが、それとは反対に体は大人びている。……どことは言わないが
星歌は、白銀髪のショートカットで、全体的に大人びた顔をしている。その顔立ちは整っており、星歌を美少女たらしめている要因の一つと言えるだろう。体は大人びた印象とは逆に………やっぱりやめておこう。
「湊君、ライン繋がない??」
「え?」
星歌が白銀髪の髪を耳にかけながらそう提案してきた。
「まぁ、私とは別に繋ぎたくなかったら繋がなくていいんだけど花奏とは繋いであげて」
「ちょっ!星歌ぁ〜」
「それはどういう…」
なにやら花奏が星歌をぽこぽこと叩いているがそれはさておき、どういう意味か尋ねた。
「至って単純な話だよ、さっき湊君がバッティングしてるのを見tモゴモゴ……」
「星歌だめっっ!」
星歌が気持ち得意げに話していたが、その途中で花奏に口を摘まれ制された。
いやマジでどういう事?
微かな…というよりも多大な疑問を残しつつも2人とラインを繋げたのだった。
♢♢♢
「いやぁ、湊に春が来てお兄ちゃんは嬉しいよ!」
「誰が誰のお兄ちゃんだって??」
タワーモールからの帰り道、颯斗と2人で話しながら歩いていた。
「お兄ちゃんってのは言葉の綾?ん?綾ってなんだっけ?まぁいいや、とりあえず春が来て嬉しいよ」
「………」
「おい、無視かよ!」
やれ、めんどくさいな。
とりあえずここは無視してやり過ごそう。
「無視してもいいんだけどさぁ、結局は湊自身のことなんだからね?」
「なんのことやら」
「あ!やっと返事した!!」
しまった。無視するつもりだったのに一つ目の質問から返事してしまった。……意志弱すぎでは??
「ほら、なんでもいいから帰るぞ」
喋って止まりかけてた足を再び動かすように促す。
「はぁ〜い」
気の抜けた返事が返ってきて、颯斗と俺は再び家に向けて歩み始めた。
♢♢♢
「それじゃあな」
「ばいばい湊〜!」
他愛のない話をしながら歩いていた俺らは、いつもの場所で互いに別れを告げた。
少しだけ颯斗の背中を見送った後、俺は再び帰路についた。
「それにしても今日は色々なことがあって疲れたなぁ…」
真っ赤に染まる街並みを眺めながらそう独り言ちた。
果たして花奏の"あれ"はなんだったのか、考えれば考えるほど意味がわからなかった。
頭の中に一つの仮説が思い浮かんだ。
「ないない、やめとけ俺、キモいぞ…」
だがすぐに首を振り、自嘲することによってその考えを頭の中から排除した。
「はぁ……人生ってのは正解を導き出す方が難しいんだな、なぁ、母さん、父さん……」
自宅のマンションのエレベーターに乗り、一つ息を吐いて独り言ち、壁に体重を預けた。
「はぁ…なんでか分からないけど疲れたな…」
「いつもはこんなに疲れないんだけどな…」と付け加え、そっと瞼を閉じた。
いつもより着くのが遅いな、と思い顔を上げると俺の住んでいる21階は通り過ぎており、今は24階を通り過ぎようとしていた所だった。
21階の代わりに光っていたのはこのマンションの最上階(25階)の一つ上、屋上を示していた。
疲れていて21階のボタンを押し忘れていて、おそらく壁に寄りかかった時に屋上のボタンを押してしまったのだ。
「自分のせいとはいえついてないな…」
そう呟くと、エレベーターはごうん、と音を少したてて止まった。
ドアがゆっくりと開かれ、街を照らす赤い光の束がエレベーターの中に段々と入り込んできた。
その光に少し目を細めつつ前を見ると、そこには1人の少女がいた。
彼女は柵に手をかけ、赤い日に照らされる街並みを見下ろしていた。
身長的に見ると俺と同い年くらいだろうか。
あまりよく見えないが彼女は、どこか悲しげで、儚くもあり、朧げな雰囲気を纏っているように感じた。
そんな彼女に少しの間見惚れてしまっていた。
だが一瞬、彼女の纏う空気が重くなった気がした。
これはヤバい、そう本能で感じた俺は彼女の元へ全力で駆け出していた。
彼女が柵に足をかけた。
彼女と俺の距離は5メートル。
彼女の体が柵を完全に越えた。
彼女と俺の距離は2メートル。
彼女の体が柵の前から消えた。
その瞬間俺は、柵を左手でしっかりと掴んで柵を飛び越えた。そして、反対の右手で、彼女の左手をしっかりと掴んだ。
「な…んで……」
俺は左腕に力を込めながら彼女に言う。
「死んじゃいそうな人助けるのは当然だし、君は、まだ死にたくない、そう心で叫んでる気がしたから」
もちろんこれも本音だが、俺は彼女が纏う儚くも美しく今にも崩れてしまいそうな雰囲気を守ってあげたい、そう感じたのだ。
「あ…あたしは本当に死のうと……」
「…君が死のうとした理由ってきっと嫌なことや辛いことがあって、この世に疲れたとか逃げたいとかそういった理由じゃないの?」
俺は左腕に力をさらに込め体を持ち上げる。そのまま柵と床の間に足をかけ、右腕に力を入れ彼女も引き上げる。
「ちょっと、嫌なことがいっぱいあって…疲れちゃったんです……」
彼女は、柵の内側に入って地面に座ってから呟いた。
「君がどれほど嫌なことを経験してきたのか俺には分からないけどさ、人生って嫌なことがある分いっぱい楽しいこともあるんだよ。きっと君の周りでは嫌なことばかり怒ってきたんだと思う。でもさ、その分これから楽しいことたくさんあるから」
俺は彼女の心に少しでも届いてくれれば、響いてくれればいい、そう思って熱を込めて言った。
「そんな…簡単なことじゃ…ない」
彼女は、少し悲しげな表情をして俯いた。
「科学的には証明できないことなんだけどさ、出会いって必ず意味があるものだと思うんだよね」
そこで一呼吸置いて過去を思い出しながら続ける。
「たとえそれがどんなに小さな意味でも、出会いに意味があることには変わらない。その出会いに意味を与えるのは自分自身なんだよ。えっと…俺そんな頭良くないからさ、上手く言えないけど…」
頭の上に?を浮かべている彼女に俺はありったけの笑顔を向けて言う、
「俺たちの出会いは君の人生を大きく変えるかもしれないってこと」
そう、いつかあの人が言ってくれたように、俺も目の前の少女に言った。
すると彼女は少し微笑んで「ありがと」とだけ呟いた。
「とりあえず今日は家に帰りなよ。親が心配したら困るだろ?」
気持ちが落ち着いた彼女に向かって俺はそう提案した。
「……いやだ」
すると彼女からは予想外の返答があった。
なるほどな、おそらく嫌な事っていうのは家であった事なんだろう。であれば……
「そっか、じゃあうち来る?」
「ウチクル???」
予想外のことだったのか、彼女は俺が言った言葉を理解できていないようだった。
「そう、うちに泊まるかってこと。どうせ俺の家ここの21階だし、俺の姉ちゃんもいるから大丈夫!」
「どうして???」
「家に帰りたくないんだろ?じゃあ俺の家泊まっていきなよ」
頭の上に?を大量に浮かべ、小首をかしげている彼女にそう言う。
「いいの?」
「うん、困ってる人はほっとけないからね」
「ほんとに?」
「うん。ほんとのほんと」
「……ありがと」
最後に少しだけ顔を赤らめた彼女を少しだけ可愛いと思ってしまった。
その感情を覆い隠すように俺は彼女に「ほら、くるんだろ?」と急ぐのを促した。
そして、2人でエレベーターの中に乗り込み21階のボタンを押した。
ごうん、とエレベーターが動き始め沈黙が流れたタイミングで俺は口を開いた。
「ねぇ、違ったら申し訳ないんだけどさ…もしかして君って俺と同じクラス?」
「え?……どうして?」
彼女は驚いたように口を開いた。
「俺のクラスの七瀬さんって人にすごい似てたから、もしかしたらなって思って」
そう言うと彼女は少し俯いて何かを考えていた。
やがて彼女は顔を上げるとこう言う、
「うん、正解。あたしは七瀬陽菜。東雲くんの言う通りだよ」
やっぱりそうだ、どこか七瀬さんに似てるな、と思っていたんだ。
「やった、あってた」
そう言うと、七瀬さんはクスクスと笑い始めた。
「ちょ、なんで笑ってるんだよ」
「いや…かっ…可愛いなって思いまして……すっ……すみません……」
七瀬さんは相変わらずクスクスと笑いながら謝罪の言葉を述べた。…いや、謝る気ある??
「まぁ、笑いながら謝っていることについては不問にしてやる。だけど男子にそう簡単に可愛いとか言うなよ」
男子は、女子にとっては何気ないその一言に勘違いしてしまう奴もいるからな、そう思い七瀬さんに注意を告げた。
「は…反省します」
「反省する気ある??」
そんなやりとりをしているとエレベーターが目的の階に着いたようだ。
「まぁいいや、とりあえずついたから降りるよ」
「わ…わかりました」
いまだに笑ってるのは置いといてとりあえず元気になってよかったと一安心した。
てか、数分前まで死のうとしてた人のテンションでは無いよな…まぁ元気ならいいか、
そして七瀬さんを連れて俺の家の前に来て、鍵を開けた。
「もうそろそろ姉ちゃん帰ってきてるかな?」
そう呟き家の中に足を踏み入れた。
「ただいま〜!」
返事がないからまだ帰ってきてないのかな?
「まだ帰ってきてないっぽいから入ってて、姉ちゃんに連絡しとくから」
「ありがとうございます」
やっと笑いが収まったらしい七瀬さんが恐縮そうに返事をした。
「えっ?………ヤバい…」
「どうしたんですか?」
先に家に入っていた七瀬さんが振り向いて不思議そうな眼差しを向けてくる。
「姉ちゃん今日泊まり込みで仕事するって…」
「え……つまり……」
「うん、2人きりだわ」
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