夜の街に雨の音。（詩集）

あこがれ

僕はどう見えてるんだろう

神だの天才だの

僕はそんなんじゃなくて

ただ好きなことをやっているだけの人

勝手に美化されてるんだろうなとは思う

そんなに優しくないし

性格もよくない

でも

生きてるだけで嬉しい

そんな言葉をかけてくれる人がいる限り

僕はやめないし

やめられないだろう

夢見て

あこがれて

大変だったけど

でもこれが好きだったから

あの頃は思いもしなかった景色にたどり着けた

小学生の僕へ

僕は「あこがれ」に、なったよ。