青春の消失

みんなで泣きたかった

後悔して泣きたかった


「頑張ったよね」


そう言葉を交わしたかった




そんな青い日々はどこにもなく

ずっと休みで

自分の机だけが教室




一緒に泣ける仲間なんて

どこにも、居なかった。





一人で

過去に落胆し

現在いまに絶望し

未来に失望する




後悔するほどの

努力も仲間も普通も居場所も



何も、何もなかった



























気づけば視界がにじみ始める





ごまかして無理をする





自分が自分でいなくなる






























息を、止める。

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