雨降る夜、君想ふ。

友達が、恋人が減るたび

もう人を信じるなんてやめようと


でも結局簡単に信じちゃって

勝手に裏切られたって思っちゃって

罪悪感で死にたくなる


今までは正直どうでも良かった

でも、でも今回だけは違った


本当は永遠に友達がよかった

でも好きになってしまった

この不純な感情はずっと隠そうと思っていた


のに


それなのに

あの雨降る夜

適当に告白して

振られて


勝手に、傷ついて。


適当に告白してしまった

自分を、責めた。


今までこんなことはなかった

こんなに、辛くなかった


感情がぐちゃぐちゃで

どうしたらいいかなんてわからなくて。


でも




やっと、本当の意味で人を好きになれたのかもしれない。




「恋人なんてもういらない」

そう思っていた自分は何処へ





もうこれからできることはないから

僕は



雨降る夜、君想ふ。

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