インタビュー 小椋 真理 パート2

田中

「インタビューの続きです。今回の番組について聞かせてくださいね」


マイラ

「はい。よろしくお願いします」


田中

「番組のオファーが来た時、正直どう思った?」


マイラ

「最初は意味がよくわからなかったんですけど、説明を聞いてみたら、わたし向きの仕事かなって思いました」

 

田中

「へえ。それはどうして?」


マイラ

「体を動かす仕事は苦手なので……」


田中

「ああ、なるほどね。キャラクターメイキングで神官を選んだ理由は?」


マイラ

「仲間を回復する役割なら、わたしにもできるかもって思ったからです。わたしが戦ったら、きっと皆さんに迷惑かけちゃいますし」


田中

「そうだったんだ。で、実際にプレイしてみたら、どうだった?」


マイラ

「すぐ死んじゃいました。あはは。能力値の配分、間違っちゃって」


田中

「そういえばそうだったね。でも放送中にチャットを見てたけど、みんなは応援してたよ。マイラちゃんがんばれーって」


マイラ

「え、本当ですか? すごく嬉しいです!」

 

田中

「男はバカだからねえ。少女が健気に頑張ってる姿を見ると応援したくなっちゃうだよ」


マイラ

「やっぱり!」

 

田中

「え?」


マイラ

「あ、いえ。そ、そういうものなんですね」

 

田中

「はい。そういうものなんです。さて、優勝する自信はあるかな?」


マイラ

「えーっ、優勝なんて、絶対無理です」


田中

「そうなの? マイラちゃん、人気あるみたいだけど」


マイラ

「皆さん、素敵なかたばかりなので。共演させていただけただけで、わたしは満足です」


田中

「謙虚だね! それじゃあ今後の意気込みをきかせて?」


マイラ

「できるだけ死なないように頑張ります!」


田中

「うん。おじさんのためにも長生きしてねー(笑)」

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