第25話 試し打ち
ステータスを拝見、なんかステータスがスッキリしたなあ……
今まで85とか中途半端な数字だったから、ちょっとスッキリ……
っと! そんなこと言ってる場合じゃねえ!
さっさと
あいつらの里…どこだ?…
やばい! 知らない場所に飛ばされたから分かんねえ!
助けて! サポさーん!
『無理です』
へ? 何で~?
『天使から謎の攻撃を受け、一瞬でここまで飛ばされたのでマッピングが出来ておりません』
うっそぉ…
『ただ、結界で足場を作り、高い場所に行けば、もしかしたら見えるかもしれません』
なるほど…
じゃあサポさんお願いします。
『いえ、折角時間があるので特殊スキルの使い方を教えます』
あ、そんなに時間n『それでは早速始めます』
はい…
『スキルは名前を心の中か声で唱えるだけでいいですが、特殊スキルは大きく違います』
『まず空間を操作している自分を思い浮かべてください』
こ、こうか?
『そして、どんなことをしたいかにより更に変わります』
『結界を張りたければ結界を想像し、空間を曲げたければそれを想像しなければなりません』
なんか、聞く限りだと簡単じゃね?
『いえ、とても正確に想像しないといけませんので、案外難しいですよ?』
とりあえず一回やってみるか…
自分の前に結界の階段を想像する、すると目の前に透明な足場が現れる…
あれ? 出来ましたよ? サポさん。
『はい…うん…そうですね…貴方はセンスが良かったようです…』
ふふん!
やはり俺は天才だったな!
『まあその感じで上に登って行ってください』
わっかりましたあ!
その感じで階段を登っていく、そしてある程度の高さに来た時周りを見渡す…
こえ~~~! 高所恐怖症にはたまらないねコレ!
俺は違うけどな!
しかし周りを見渡しても…砂漠しかないな…うん。
とりあえずレベル上げながら探索するか…
階段を下りる、するとまたゴーレムが現れた、
またかよお前ら!
あ! 折角いっぱい現れてくれるわけだし、色々なスキルの実験台にしてあげよう!
まずゴーレムがこちらに拳を打ち込んでくる、硬化発動!
すると俺の体に当たった拳が砕ける、だが他のゴーレムが一斉に襲い掛かってくる、
俺は最初から試したかったことを試す、そう! 空間を曲げて当たらないようにすることだ!
ゴーレムの拳が俺の体の直前で他のゴーレムの体に当たる、はっはっは! 同士討ちするがいい!
そうして、俺はその日中スキルをゴーレムに試し打ちしまくった…
『そんなことしてる余裕あるんですかね』
_______________________________
やばい…
遂に公開中の話が書き溜めに追いつきつつある…
どうにかしなきゃ…
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