第17話 薄っぺらな理解はやめよう
正法眼蔵随聞記一の十一
「
(師から教わる時は)よくよく突き詰めて聞き、何度でも重ねて聞いて心の底から納得し明らかにしなければいけない。
今の世の中、早いことが良いことだみたいな風潮がある。言論が薄っぺらになっているからだ。ぺらぺら浅薄なことを言い散らかし、聞く方も何となくわかった風な顔をしている。
何ら本質的な深い所の議論は無い。ただひたすら薄っぺらである。
今の言説で「能々窮めて聞」くことに耐えられる内容を持ったものが果たしてあるだろうか。
聞く方も簡単にわかったつもりにならずに「重ねて聞いて決定」することがどれだけあるだろうか。
浅薄な世の中を変えるためには、一人一人の行動を改めるしかない。「
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