志木城高校戦

 世の中の人間はルールに囚われたり、ルールを逆手に取ったりと見識が狭く、毛利はバスケのルールに囚われない人間であることが最初にわかると思います。


 審判の目の届かないところや選手の盲点をいきなり着いてきます。


 動けない選手ほど怖いものはありません。


 そもそも、最強だとか、世の中が言うくだらない尺度、無能が蔓延る政治家、それらに何の価値があるのでしょう?


 これを言うと、警察や法律も意味のないものという風に聞こえますね。


 全くもってその通りでもあります。


 警察や公務員になる理由、結局は安心を求めているのです。


 しかし、毛利は無能に税金を払うことがどれだけ愚かなことなのか、与えられた『最弱のクリスタルトロフィー』これを砕かないで持つ者の意地を感じさせます。


 毛利のような危篤な状況に置かれた人間しかわからない意地なので普通の人は理解に苦しむでしょう。


 寧ろ、理解しないほうが幸せです。


 しかし、その幸せで犠牲になっている人は1秒で400人くらいの人が不幸になっているでしょう。


 主に、『税金』ですかね?


 1秒に400では少ないレベルかも知れませんね。


 確か、3秒で40000の命が失われているとか?


 気になる人は調べてみましょう。


 脱線しましたが、毛利は一瞬だけチート覚醒をします。


 しかし、チート覚醒に頼るのは無能のすること、有能は力に頼ったりはしない。


 毛利は敵チームでありながらチートに頼らず斎賀高校を倒すことを決意します。


 まるで、そこらの『力』こそ『正義』な主人公作品を全否定してくれます。


 途中で審判が斎賀高校贔屓していきますが、果たして、読者の観点からどちらが敵で何が悪なのか、謎は深まるばかりです。


 余談に入ります。


 実は、この作品、結構どうでもいいと思いながら書いています。


 もし、本当にガチで私が作ったのなら、真の毛利を用意するつもりでもありました。


 しかし、そんな事してしまっては志木城高校側が勝ってしまいます。


 或いは、上杉がそれを読み切ってしまうという人生二周目的な何かがないといけません。


 ですが、毛利は最強を相手にベンチから指示するだけで完全試合を成し遂げてしまう名軍師、詰まり、毛利を名乗っている人間が実は余り大したことがない。


 それなのに、化け物のように強く感じる。


 或いは、本当に『次元のレジェンズ』が存在して『最弱のレジェンズ』が紛れ込んでいた。


 どんな話になっても濃厚になるでしょう。


 なぜ、それを最後にしなかったのか、それは、私の第一作品目が無能の嫉妬により消されたことが原因でもあります。


 脳ある鷹は爪を隠す。


 日本に出してもいいのはここまでの知識かな?


 我が才を存分に発揮できるのはこの時代でもなく、この国でもないのでしょうね。


 早く天に登って才を存分に振るいたいです。


 しかし、どれほどの書を描いても編集部やら何やらにたくさん取られて取り分が全然もらえないなら、隠すのが妥当でしょうね。


 早く神の元へ還り、この才を存分に発揮してみたいものです。


 最後に、毛利が最後のシュートを打つ時、彼は何を見たのでしょうか?


 神か、斎賀高校の未来か、天意は空のごとく高く、海のごとく深い。


 人に理解できるものではないかもしれません。


 それは私の中に眠る真の天才がどれ程、高崇で奥が深いのかわからないように………


 日本が有能ばかりなら遺憾なく一度天才を描いてみたいものですね。


 それとも、皆様はやはり、最強しか見えないのでしょうかね?


 最強と天才、天才を描けるのは天才だけだと思いますよ………

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