クリスタルバスケ解説

斎賀高校編

　斎賀高校という名前には伏線があり、物語の最終話でそれが重要視されてきます。

　最初はサッカーでの勝負になりますが、ディフェンス技術ならバスケで真面目にディフェンスしている選手を足で捌くのは至難の業、サッカーの選手とバスケの選手ではディフェンス力もオフェンス力も違います。

　それは、ゴールの広さだけでなく、手と足の器用さも影響してきます。

　精密機械のような選手が居ればサッカーでも話は異なるでしょう。

　従って、子龍編を書くことがあるのなら、精密機械の話が出ると思います。

　ブルーロッ◯でそんな話が出るとしたら、これでも読んでくれたのでしょうかね？

　ブルーロッ◯読んだことも見たこともないから分かんないや。

　そして、過去のライバルである桜井の登場、これも今は伏線でしか無いでしょう。

　しかし、上杉と桜井の実力はマラソン競技で明かされています。

　それなのに、桜井は上杉と引き分けになりました。

　一体なぜなのでしょう………

　その差を埋める何かを桜井は持っているということになります。

　そんな二人を圧倒的に抜き去る伏兵こと斎賀高校バスケ部・主将、氷川　翔！！

　主将という存在がどれほど偉大なのかを物語る話でもありました。

　癖者の上杉や桜井を従わせるには、こういうキャラクターが必ず必要だと思います。

　主人公やライバルを黙らせる程の力を持った存在、そして、その主将が持つクリスタルトロフィーの謎、一体、この物語にどのような影響を与えるのか、想像してみてください。

　それでは、また何れ、お会いしましょう。