痛みと付き合うのにも慣れてきた。嫌だけど、痛いのは嫌だけど。嫌なのにどんどん痛みが増えてやって来たみんなと付き合わなければならない。

この頃いつも痛み止めを飲んで寝る。頭だったり、腕だったり、脚だったり、湿布貼ったりね。痛みを我慢することもないけど痛みに負けることもない。

付き合いが長いからそうなる。なりたくないけどそうなる。

年に2回通う整形外科の先生に痛み止めの薬を処方してもらう。毎回もらうのが申し訳なくて、減らしてもらおうかと聞いてみたら、『もう良いから持っていったら』と言われて先生にも憐れまれてる感じがして、この痛みと付き合っていくんだなと変に覚悟したりした。

もっともっと酷い痛みを抱えている人も、一生付き合うもんだと覚悟を決めて生活しているんだろうな…

だけど、こんな私でも、痛いとこだらけの私でも、常備薬はない。毎日決まって飲む薬はない。内科にもかかってないし…

定期的に通う整形外科、と眼科から経過観察は言われているけど、薬は処方してもらっていない。対処療法の痛み止めだけだ。

なので、人間ドックの時、薬のアンケートに記入するものはない。

それだけが自慢なのかな、この痛み、持ってるには持ってるけど病気じゃない。痛いだけだ。

だから我慢する。痛みが通り過ぎれば普通だから。普通が一番好きだから。

子供の頃から普通が好きだった。変わってるね。とよく言われるから…

でも、私から言わせると周りの方が変わっている。自分と違うからそう感じるんだね。基本は自分だから…自分しか無いから。

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