夜と月

なつめオオカミ

第1話 夜

 夜の散歩。それは僕が一番好きな行為だ。

僕は余り夜更かしをしないが…

それでも僕が好きなのには訳がある

例えば遠出した時に夜に外へ繰り出すのだ。

外へ出ると昼間に観光したはずのその土地がまた違った感じで見えて面白い。

それに夜は涼しい。

冬は寒いだがそれがちょうどいい、考え事で煮詰まった頭を冷やしてくれるから。

まあこんなわけで僕は夜が好きなのだが此処で一つ僕が最近体験したものを二つ紹介しよう。

きっかけはなんだったか…ああ創作で行き詰まった時だ。

ふと外の景色を見た時に星が見えた。

珍しくよく見えたから外へ出かけた。

夜風が涼しくて考えことにはもってこいだ。

好きな曲を流しながら近所の土手を散歩していた。

そしてふと上を見るとそこには都会にしては珍しく星がよく見えた。

綺麗だなと思いながら散歩を継続する。

綺麗な星も見えたし何故だか走りたくなって汗だくになって家まで走って帰った。


冬に珍しく雪が降った時に車で15分くらいの大きい公園へ遊びに行った、

従兄弟たちと木の下で戯れている時に父が木の幹を揺らして、木にかかっていた雪が全部僕達にかかってきた。

それが面白くて何度も何度も違う気でやって遊んでた。

ひとしきり遊んで疲れてきた頃にふと景色を見ると月の光が雪に反射してとても綺麗だった。

昼間に見るのとはまた違う美しさがあって僕はしばらく見惚れていた。

まだ誰も踏んで無い深雪に足を踏み入れるとズボッと深くまで行って起き上がれなくなってしまい。

従兄弟のいる前半ベソを書く訳にもいかずに自力で向け出したのもいい思い出だ。


オカルト的な話になるが、夜には神が休み妖怪たちが動き出す時間…丑三時がある。

午前2時から3時のこの時間帯は街がとても静かで不気味なイメージを思い浮かべてしまう。

夏でも肌寒い時間帯なのだからそれも相まって、丑三時はやはり人ならざるものが動き出す時間というものだろう。


どうだっただろうか?

書きたいことを書いただけなのでテーマ以外には一貫性が無いが楽しんでいただけたら幸いだ。

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