筋肉から考察するドラゴンとワイバーン
狐付き
ドラゴンという生物
よくワイバーンがドラゴンの亜種で~というのがあるのだが、生物的には全く別物だと思う。
ワイバーンは前足が翼に進化した、鳥や蝙蝠と同じ生き物。空を飛ぶ筋肉としては胸筋を使うのだろうと推測される。
だがドラゴンには前足がある。そして6つ足から2本だけ翼に進化したというのも考えにくい。それに翼を動かす筋肉が胸筋とも思えない。
背骨辺りに翼があるパターンとしては、翼を動かすための胸筋が、腕により止められてしまう。だから腕と翼は別の筋肉として存在していないとおかしい。つまりドラゴンの胸筋は4つあることになる。
しかし胸筋は人間もそうだが、とてもでかいものだ。腕と翼を動かす胸筋がそれぞれ別にあるのだとしたら、ドラゴンの胸は凄いことになっているだろう。
あとはティラノサウルスのように、前足なんておまけですってパターン。
そういえばティラノサウルスの前足はとても弱く、人間と腕相撲ができるくらいの力しかないとかなんとかBONESで見た。まあ実際やろうとしたら骨格的に無理だとされていたけど。
さて、ドラゴンの胸筋に戻ろう。前足がほぼ付属みたいなものだとして、しょぼい胸筋であり、翼を動かすための胸筋がでかく育っている。これもちょっとおかしい。
鳥などは後ろに羽があるように見えて、体の横にあるものだ。背中までだと筋肉が長くなりすぎる。翼がわきにあるドラゴンの絵なんて見たことないし。
つまるところ、ドラゴンは胸筋によって翼を動かしているのではなく、セミやトンボなどのようなものじゃないかと考えてみた。外骨格の代わりにあばらの内側に翼を羽ばたかせるための筋肉がついている。
肺や心臓は、その更に下にあることになるだろう。だったらあばら自体も腹のほうまであるのかもしれない。
ということは、ワイバーンは生物的にワニやトカゲの進化系となるが、ドラゴンは虫が進化した生き物なのかもしれない。
筋肉から考察するドラゴンとワイバーン 狐付き @kitsunetsuki
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