第7話リアルにごちらせる男
最近ついてなくてさー。
病院たらい回しにされちゃって、無駄に医療費かさ増しさせられたんだよねー。
あらー、可哀想に。ついてなかった分、お好きなスイーツでも私ご馳走しますから、行きましょ行きましょ♪
なーんて、優しい女性が励ましてあげたんですって。ここで言われた「ご馳走します」という言葉、女性なら男性を元気づけるための一言であって、本気で男性の分までお支払いするとは思いませんよね…?美味しいスイーツを食べて元気だしましょ、私がご一緒にお付き合いしますから、というだけのニュアンスだと私も思ってました。
…が、やはり残念な男はここにもいたー!笑。
実際にこのあとお二人はカフェに行って、パフェを食べたんですって。一応、伝票は男性が持っていこーとしたんだけど、この女性はお誘いしたときに自分がご馳走するとは言ったので、
「あ、私払いますよ。医療費いっぱいかかって大変だったんですもんね」
と言ってみたんですって。もちろん、男性がそんなことしなくて大丈夫だよ、ありがとーと言ってくれると思って。
ところがどっこーい、ちっちゃいやつだったんだーこちらの男性。笑。
「えっ、いいの?ありがとー」
と、はにかんだような笑顔付きで伝票を女性に渡してきたー!!
女性におごってもらうのがそんなに嬉しいのかー!!怒。笑。
いや、恥だろ恥ー!
生活キツキツの低所得者でも、女性よりガッツリ年下でもあるまいあなたが払わせるなんて自分が情けないとは思わないのかいね??
これも私の独断と偏見では完全に残念な男性のカテゴリーに殿堂入りだわー。二度と一緒に出掛けたくなくなるもん。笑。
100歩譲って女性側にご馳走させるとしても、それなりの信頼関係できてからとか、男性がお支払いする機会がある程度たまってからでないとなーなんて思うのは私だけでしょうか??
女性の「ご馳走しますよ」は枕詞であって、リアルな意味はもちあわせてないんよー。それを知らない男性非常に残念。
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