第11話


 まずは義務教育に全員揃って教え込み足りない日数は家令セバスに任せたちゃんとしてくれるだろう。

 ソルトタワーマンションの賃貸売買両方好調な売れ行きである3基のエレベーターがフル稼働で動いているこのシュウ交易都市を目指して田舎から出てくる若者も絶えない。

 休み明け試験があるが簡単に1位を取るとなんとなく意味がないのでは?と思うが友人は必要不可欠なのでゼクスやテラみたいな気心知れた友人は金では買えない。そういえば最近テラがみょうにくっついてくるゼクスはニマニマしているだけ侯爵と子爵では釣り合いがとれないだろう。同じクラスの生徒も婚約ですか?など聞いてくる始末である。

 侯爵の下に伯爵が子供その子供が子爵その子供が男爵でその下は無い、侯爵領地内に伯爵や子爵があるのだ。税を侯爵が受け取り王家に渡すから親子となる。

 友達として付き合っているが恋愛感情が湧くわけがないなんせ元おじーちゃんなのだから、この感情は捨てないといけないことは分かっている。


教師役をしているがうわのそらそのスキを狙われて1合と一発当てられた勿論テラとゼクスであったこの2人にであれば仕方ないと諦め満点合格を出した、だが2人は不満があり枷無しで当てると豪語している。


そうして父上に相談し侯爵から嫁にどうだと打診されていたと他人ごとのように喋った父上ジンをあやうく殴りそうになったシュウ、外堀が埋められている事にまだ気がついていない、リリーもかんでいる。

 リリーもテラから相談を受けて兄上が良ければ婚約していいと言っているのだ、テラ義姉上になるのね。

母ユリナも自分のことのように喜んでいる。

こうして侯爵の鶴の一声で半ば強制的に婚約が決まった、シュウは反対しなかったので確定である。

ナタリーの関係も暴露し第二婦人なら許可が降りた、テラ=フォン=セリオールからテラ=フォン=セルオールになった瞬間であった学園でも噂になり鈍感シュウを落とした女と噂が広がりもうあがくのを辞めたシュウは学園ではイチャイチャしないと明言した。テラの能力を上げてやり方を教えてやりこれからどんどん強くなるだろう2mを越えたシュウと170cmを越えているテラ出るところは出てぼんきゅぼんの美男美女カップルが誕生した。後で知ったがテラはリリーに能力を上げてやりやり方も教えていた。

 みんなで芝生に集まり情報交換してすべての科目をマスタークラスまでなったようである後はそれを覚えるだけであった、武闘大会二連覇剣術の部と魔法の部両方の優勝である、周りがほおっておくわけなく勧誘がずっと続いているがイヤと拒否すれば勧誘が少なくなったがまだしつこいのは懲らしめていた。ナタリーに報告に行くとやはり勉強会強制参加され涙を流し第二婦人でも妾でもそばにいれたらなんでもいいと返事を貰ったので卒業後迎えに来ると言っておきナタリーの子供も認知して教育させるように言ってきた。創造でカルタとひらがなパズルをおいて学園に戻るシュウはハーレムの怖さを痛感している。


休みに入りツインタワーマンションの自室で武術と料理と服飾をカレンとユノとカインに習っているが要領が悪いと痛感し逆に指導する形になった武術では蹴りが無く料理では焼く炒めるだけ服飾は型紙が無いと作れない全てにおいて柔軟性向上を教えてやっただが学

園では使うなと念を押している、それらを学んだ3人は投げる打つ蹴ると蒸す煮る炊くと機織り機で調節す

ることを学んだ。課題をクリアした時の3人の姿が待ち遠しい。


50日の大半をここで生活した7人はまだまだひよっこだが確実に日々成長しているがシュウは子爵として書類整理を日々行っているのだからすごい、それらをこなし休みが明け5年生の卒業するまでの間に教師役を交代する形になった、5年生が卒業するまで真剣に教え込み魔力とはなにかの課題を出した剣術はただ剣を振るだけではない事を口が酸っぱくなるほど型を覚えさせた出来る者出来ない者いるが腑抜けは誰も居なかった。

卒業式は5年生は涙を流し第二の人生を歩む為の第1歩であるとシュウが教えた。

シュウ達が最上級生になり科目がダンジョンと召喚の授業が増え6人は魔力量が多い為に一番最後になり初級中級クラスの魔物や精霊を出して喜ぶ生徒を眺め6人の中で魔力量が少ないカインから成長形の精霊を出してユノとカレンは上級精霊を出してシュウと同じ位一緒にいたゼクスとテラは最上級精霊を召喚しトリのシュウは大天使ミカエルを召喚したミカエルは主よなんなりとご命令下さいと言う他の生徒が出した精霊達は一瞬で消え去ったので後で呼び出すから姿を消してくれすると霧のように消え去った。

大天使ミカエルを呼んだ事により人生が変わっていくのだった。







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