人は権威の肩書きの強さではなく人間の強さだと教えてくれるドラマ「暴れん坊将軍」 主演 松平健さん
松平健さんが
「時の将軍」「上様」徳川吉宗を演じられています
しかし
この「上様」は身分を隠して
貧乏旗本の三男坊「徳田新之助」として町に出かけます
身分を知っているのは
め組の大吾じゃなくって
め組の頭の辰五郎(北島三郎さん)だけです
で
上様は
悪事を働いている悪代官みたいな存在を知ります
それで
その悪代官と対峙するのですが
そのときに
「余の顔を身忘れたか?」と尋ねます
すると
その悪代官は「上様」だと気づいて
一度は
「ははー」と地面に膝をつけて頭を下げるのです
しかし
悪代官は捕まりたくないので
結局は
「上様の名を語る不届きものだー」って
上様を殺そうとします
クソヤローですね
ホントどうしようもないクソ悪代官ばかりです
でも
上様はカッコよく悪代官たちを倒してしまいます
上様のおつきの方達も加勢しています
で
ここで思うのです
一度は上様に「ははー」ってひれ伏すのに
すぐに上様を殺そうとする
これって結局
「上様という権威の肩書き」に頭を下げたのであって
「上様」という人間に頭を下げたのではなかった
ということですよね
だってその後すぐに上様を平気で殺そうとするのだから
一方
水戸黄門や
遠山の金さんは
「この紋所が目に入らぬかー!」
「おうおうおうこの桜吹雪に見覚えがねえっていうのかー!」
みたいな感じで言ったら
それで
「ははー」ってなって99%くらいは終わります
⭐︎たしか1回位くらいはイレギュラーで刃向かってくるやつがいたかなーって
記憶があるのだけど違ったらごめんなさい
こっちはこれで
めでたくおしまいって感じになるので
スッキリしますが
実際のところは
心ではどう思っているのか
わかりません
で
何が言いたかったのかというと
結局のところ
いくら
超一流企業の役員様だ
超一流大学の教授様だ
うーん
有名弁護士様だ
有名裁判官様だ
有名検事様だ
えーと
有名なお医者様だ
有名な先生様だ
えっと
あんとなんだろー
有名....
ね
こうやって考えても
なかなか偉い人えらい人って出てこないし
正直書いていても
「えらい人!」なんて思っていないし
だってそうじゃない?
中身も知らないのに
肩書きだけで
「この人すごい!」なんて思う?
(って見た目で「頭いい!」って判断してるあたしが言うのもなんだけど
でもあれは見た目がカッコよなんだもーん)
でも
もし
自分に尊敬している人がいたら?
「あなたの尊敬する人は?」とか
「あなたがすごいと思う人は?」みたいな質問に
すぐに名前が出てくると思うのです
で
なんだか話がぐちゃぐちゃになってしまったけれど
とにかく
「人間は肩書きじゃない」
「人間はやっぱり中身」
「人間は人間力(例えば大きな心とか人を敬う心とか)」
と
思わせてくれるドラマです
役者さんって本当にすごい!って思います
ちなみに
余談ですが
松平健さん
松方弘樹さんも大好き!
松平健さんは暴れん坊将軍で将軍になる前のシーンがあるのですが
その時の若い松平健さんのイケメン度はものすごかったです
今も超イケメンですもんね
松方弘樹さんは「元気が出るテレビ」のときも素敵だし
「ハケンの品格」のときも素敵
梅宮辰夫さんとある島に釣りに出ているときに
手の甲に大きな錨が刺さってしまったけど
その島に船が来るまで時間がかなりあったから
手の甲に刺さった錨をぶら下げながらカレーライス食べたって
話がものすごく好きです
梅宮辰夫さんは義理堅くて人情家で
山城新伍さんのお別れ会を開いてあげようとしたり
病気して自分のことを認識できなくなった松方弘樹さんを
どんな気持ちで見舞っていたのかと
想像しただけでつらくなります
今は2人でどこかでまた大きな魚を釣って
楽しく過ごされているといいなと思っています
脳心(のうこ)
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