深夜にちょっと幽霊の噂があるところまで出歩いた時。ふとした時にそういう噂が気になって興味があって見に行った時。それが本当か嘘かはこの際どうでもいい。“見えてしまう”時がある。ホントにそれは仕方がない。だって、見えてしまっているのだから。君子危うきに近寄らず。そんな昔の教訓を思い出させてくれるような背筋が寒くなる恐怖の話。