第16話 化学のお時間② 核分裂燃料(Mekanism)

 前回作った『硫酸』の使い道は、おおよそ2つです。

 鉱石を溶かして5つのインゴットを作る『鉱石五倍化ライン』に使う。

 または、『蛍石』を溶かして処理したウランと混ぜて『核分裂燃料(の手前の六フッ化ウラン)』を作るか。

 まぁ、普通は両方作りますよねー。



 インゴットには余裕があるので、今回は鉱石五倍化ラインは後回しにして、先に核分裂燃料を作ってしまいます。


 最初に、ウランインゴットを濃縮機で『イエローケーキ状のウラン』にします。

 インゴットを一個から二個できますが、そこは処理が面倒になるだけなので一個で良かった気が……。

 なお、ケーキと付いてますけど食べられません。わざわざアイテム説明にも書いてあります(笑)


 このイエローケーキ状のウランを酸化機に放り込むと、『二酸化ウラン』ガスになります。

 わりと時間がかかるので、スピードアップグレード必須ですね。

 これで一つ目の中間素材ができました。



 今度は、蛍石を『化学溶解機』にかけます。

 化学溶解機は、硫酸でアイテムをガス化する装置です。

 作り方は、鋼鉄ケーシングを真ん中、精製黒曜石インゴット4個を四隅、究極制御回路2個を左右に置き、最後、上下に基本化学タンクとなっています。


 なお、最後の基本化学タンクを蛍石に変えると『化学結晶化装置』、上の基本化学タンクだけ基本流体タンクにすると『化学洗浄機』になります。

 こちらは鉱石五倍化ラインに使う機械なので、ついでに作っておくと良いでしょう。


 化学溶解機に蛍石と硫酸を投入すると、『フッ化水素酸』ガスになります。

 気体なので、チューブで搬送してください。


 最後の仕上げに使う機械として『同位体遠心分離機』を作ります。

 これは上下に鉛インゴット6個を配置し、中央に基本化学タンク、左右に究極制御回路2個で完成です。

 簡単ですね。


 この同位体遠心分離機に二酸化ウランとフッ化水素酸を供給すると、『核分裂燃料』ガスの完成です!



 ちなみに、この段階ではまだ化学タンクによる運搬が可能です。

 ええ、この段階では、ですね。

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