20.何に愛されたかじゃない


……11月15日の日曜日、午後2時30分。風が肌寒くなり、行き交う人々がジャンバーやマフラーをつけ始めて、いよいよ冬の訪れを思わせるようになったその日、俺は美結と一緒に、ある事務所へと向かっていた。


肩掛けの鞄には、30万円の入った封筒がある。こんな大金を持ち歩くのは初めてなので、鞄を引ったくられないかドキドキしながら、抱えるようにして歩いた。


電車で5駅ほど乗った後、しばらく駅近と雑居ビル軍をうろちょろしていると、その事務所は見えてきた。なんの変哲もない雑居ビルの入り口前に『柊 千秋ひいらぎ ちあき 探偵事務所 B1』と看板が下がっている。


「ここだ、美結」


「うん」


ビルへ入り、地下一階へと階段を降りていく。そして、薄暗い廊下の一番奥の突き当たりに、その事務所はあった。


ぼろぼろの扉に、手書きの字で『柊 千秋 探偵事務所 ここ』と油性ペンで殴り書きされたA4のコピー用紙が、ベターっとセロハンテープで張り付けてある。


ぶっちゃけ、その辺の公衆便所の入り口ですと言われても信じてしまいそうなほどに、その体裁は酷かった。


「お、お兄ちゃん……」


「いや、分かる。分かるぞ美結。言いたいことはとても分かる」


「もし……ぼったくりとかだったらどうしよう……」


「い、一応……警察の城谷さんが『ちょっと癖があるけど信頼できる人だから』って言ってオススメしてくれたとこだし……大丈夫……じゃないかな」


「でも……なんか……」


美結の不安そうな眼が、俺へザクザクと刺さってくる。俺はなんとかニッと笑って、美結の頭に手を置いた。


「なーに、心配するなって。何かあったら、俺がなんとかする」


「お兄ちゃん……」


「さ、ここで立っててもしょうがない。中へ入ろうぜ……」


俺は、少し錆び付いたドアノブへ手をかけた。ぎー……と耳障りな音を立てて、その扉は開いた。


「し、失礼……します。予約してた……渡辺ですけど」


おそるおそる入った事務所の中は、案外普通だった。部屋の中央には、黒いソファが向かいあって二つ置かれていて、その間にガラステーブルがある。その近くには、書類を整理しているのであろう茶色い大きな棚がある。部屋の角には観葉植物もあり、古い場所というだけで、そこまで異質な場所……というわけでもなさそうだった。


俺は少しだけそれにホッとして、もう一度「すみません」と声をかけた。


「あの……どなたかいらっしゃいませんか?」


「お休み……なのかな?」


「いや……そんなはずはないけど……」


と、美結と不安がっていたその時。


「渡辺氏ですね」


背後から声がした。心臓が跳び跳ねた俺と美結は、同時に振り返った。


そこにいたのは、真っ黒な髪が腰くらいまで長く伸びて、くたびれたスーツを着た若い女の人だった。ボリューミーな髪は前にも垂れており、右目はその髪に完全に隠れている。だが、表に出ている左目も、濃いクマの出来た生気のない瞳だった。


「うわぁ!?」


「きゃーーー!」


俺も美結もさすがに、いきなり真後ろから声をかけられたことに驚いて、思わず声を上げた。だが、その女性はその声にリアクションすることはなく、俺たちの間をスタスタと通りすぎると、黒いソファを指さして「座ってください」と、小さなぼそぼそした声で言った。彼女の手にはスーパーのビニール袋が握られており、買い物帰りなのだろうということがなんとなく察せた。


俺と美結は一回顔を見合わせたけど、たぶんこの人がその探偵なんだろうと思って、言われるがままにソファへ腰かけた。


その女性も、対面のソファに腰かけて、先程の買い物袋をどさっとガラステーブルへ置いた。中は、全部バナナだった。ざっと見ても10房程度はある。


「バ、バナナ……」


独り言のつもりで言った俺の言葉に対して、その女性は返答した。


「バナナ……美味しいですよね。この世で最も美味しい食べ物はバナナ。そうは思いませんか?」


「は、はあ……」


「良かったら、1本いりますか?」


「い、いえ……好物をご馳走になるのは、気が引けますので」


「そうですか。渡辺氏はすごい。未成年なのに気の使い方が大人より熟している。まるで黒いバナナのように」


「い、いえ……恐縮です」


女性は1本バナナを房からもぎると、皮ごと食べ始めた。唖然としている俺と美結を見て、彼女は「ああ、皮ですか?」と言った。


「皮を剥くと、ゴミが出るじゃないですか。皮ごと食べれば、衛生的で、地球にも優しい。そうは思いませんか?」


「そ、そうですね……」


苦笑する俺たちを前に、むっしゃむっしゃとバナナを食べる、スーツの女性。彼女は食べながらぽつりと、「そうそう、言い忘れてました」と言って、名前を名乗った。


「私が、柊 千秋ひいらぎ ちあきです。よろしく」


「よ、よろしく……お願いいたします」


「城谷ちゃんから、君たちのことは伺ってます」


彼女はバナナを1本食べ終わると、さらにもう1本手を伸ばして、また食べ始めた。


「城谷さんから……ですか?」


「彼女は私の、学生時代の友だちです」


「へ、へえ……」


「渡辺氏、あなた今、『学生時代もこの人はこんな感じだったのかな?』って思いましたね?」


「い、いや!そんなこと……」


「いいんですよ。事実、私は昔からこうです。変人だと言われて20数年……もう慣れましたよ」


「……なんか、すみません」


「謝る必要はありません。人は自分と違うもの、理解できないものへは排他的になる生き物です。いじめの構造も、基本はそこが原点になります」


「…………!」


「うんうん、うんうん。やっぱり無農薬の有機バナナは、皮まで美味しいですね」


柊さんは二本目のバナナを食べ終えると、俺たちの方へちらりと眼を配った。


「依頼内容については、ある程度伺っています。渡辺 美結氏をいじめた加害者の周辺を調査してほしいと」


「え、ええ」


「お金の方は?」


「あ、あります」


俺は30万円の入った封筒を鞄から取り出し、彼女へと手渡した。彼女はその場で封筒を開けて、30万きっちりあるかを確かめて、「ありがとうございます」と呟いた。


「これだけのお金を貯めるために、学生のあなた方はさぞ大変な苦労をされたことでしょう」


「……まあ、それなりには」


「金額以上の想いが乗ったこの依頼、きっちり、承ります」


「……………………」


柊さんの、その言葉を聞いた時、俺は……この人は決して悪い人じゃないんだろうなと思った。そして、やっぱり人を見た目で判断するなんて良くないよなと、心にそう戒めた。


「さて、渡辺氏。早速仕事の話をしましょう」


「あ、はい」


「加害者の顔写真って、持ってますか?」


「写真?」


「人物像を掴んでおきたいので。無いなら無いでいいですけど」


柊さんがそう言うと、美結が「あ、そう言えば」と言って、スマホを取り出した。そして、しばらく何かを検索すると、柊さんにその検索画面を見せた。


「これ……彼女たちのSNSアカウントです」


それは俺も初めて見るものだったので、柊さんと共にその中身を確認した。ぶっちゃけ、中身自体は三人とも普通の女子中学生だった。


可愛く加工した自撮り写真や、お洒落なお菓子、飲み物、そう言ったキラキラした、いかにも女子中学生が好きそうな感じのものをたくさん投稿している。また、彼女たちは容姿がかなり良いため、フォロワー数も多い。あらゆる投稿にリプライがついていて、『今日もかわいいね!』とか『すごーい!羨ましい!』という言葉で埋め尽くされていた。


「……………………」


柊さんは、その辺の写真は退屈そうに眺めていた。ホントに興味無さげな感じで、つまらない映画二時間見た後の顔ってくらい覇気がなかった。


「……ん」


そんな彼女が興味を示したのは、湯水のある言葉だった。湯水の可愛らしい自撮りの写真に、フォロワーからの『彼氏はいるんですか?』というリプライがついており、そこに湯水がこう返信していたのだ。


『彼氏はいません!募集中なんです』


「……へえ、へえへえへえ」


柊さんは眼を閉じると、美結のスマホを嗅ぎ始めた。


「ひ、柊さん?」


「臭いますね」


「え?」


「この子、本当は彼氏いますね」


その言葉を聞いた俺と美結は、思わず顔を見合わせた。美結が柊さんに「なんで分かったんですか?」と聞くと、柊さんは嗅ぐのを止めて、湯水の返信をじっと見つめていた。


「なぜ分かったか……?それは……」


「それは?」


「勘です」


「か、勘!?」


「冗談です。まあ勘も当然大事ですが、ここでは理論的な話をしましょう」


「理論的な……?」


「彼女は、おそらく典型的な演者タイプです」


「演者タイプ……というのは?」


「『こうすると愛されやすい』というポイントを押さえた演者です。本音をずっと隠し続け、みんなが求める『可愛い湯水 舞』というものを演じてます」


「なぜそれが……分かったんですか?」


「まー、この年代の子はだいたいそんなもんですが、ほら、この子の投稿をよく見てください。いろんなお菓子やジュースを投稿してますが……全部、その時期に流行っていたものばかりです」


「あ……言われてみれば」


それに反応したのは、美結だった。


「タピオカとかホットケーキとか、この時期確かにバズってた気がする……」


「ええ、テレビやネットで話題になりましたからね。ただ、どんなに演じる子でも、多少なりとも好みが出ます。いじめ組の他の二人と比べると分かりやすいですね。運動部の桐島は、可愛いものだけでなく好きな陸上に関する話題も話しているし、中西の方はテディーベアやお人形の写真を投稿したり、もっと少女趣味的な側面を表に出しているのに対し、湯水にはその好みが感じられない。全部型にハマったように、ネットで話題になったり、テレビで流行したものだけを載せてます」


「なる……ほど」


「自分の本音を完全に隠し、他人を偽っている彼女は、私が今まで見た中でもかなりの演者です。こういう人間は、相当合理的です。おそらく、この投稿している料理やお菓子も、少しも美味しいと感じていないでしょう。この写真のソフトクリームとか、たぶん裏口で捨ててます。デカすぎて食べるの大変なやつで、よくSNS映えのために買われて捨てられてると、店主が嘆いてるニュースを見ましたから」


俺は……ひとつだけ疑問が生まれた。


「しかし……彼氏が本当はいるということは、なぜ分かったんです?演者なら、羨ましいカップル像……分かりやすいリア充像を見せるために、彼氏とのツーショットとか載せそうなものなのに。相手も、サッカー部のキャプテンでイケメンだと美結から聞いています。そんな彼氏なら、なおさら人に知らしめたくならないかと……」


「アイドルに彼氏がいると、炎上するでしょ?」


「……!」


「彼女は、自分の売り出し方を分かっている。だから男の影は絶対見せない。投稿している写真にも、付き合ってることを匂わせるようなものはないし、男友達と遊んだとかの呟きもない。ネット上でも男性との関わりは極力控えている。すさまじく徹底してます。だからこそ、この徹底ぶりが怪しいと睨んだんです」


「……………………」


「これだけ自己顕示欲の強い人間が、本当に恋人がいないわけない。この徹底ぶりには、プライドの高さも見えます。だから、恋人がいないなんていう『他人からマウントを取られやすい』ところに隙を作るはずがない。むしろマウントを取り返すために、三人くらいは彼氏がいます。それも、相当ハイスペックな彼氏を」


「……………………」


「憶測も入ってますが、これがだいたいの彼女の人物像でしょう」


「か、彼氏くんの方は……いないものにされて、納得するんでしょうか?」


「納得“させる”んですよ。『私たちだけが知る秘密の恋』とかなんとか言っておけば、大抵のバカは騙せる。私だったらそう言って納得させます」


「……凄いですね、柊さん。ぽんぽんぽんぽん、湯水の分析が広がっていって……」


「んー、まあそりゃプロだからっていうのもありますが、単純に私、こういうヤツが嫌いなんですよ。嫌いなヤツの特徴って、すぐ分かりますし、臭いますでしょ?」


「嫌い……ですか」


「私は、どんなものであれ、自分の好きなものを真っ直ぐに好きだと言える人間が好きなんですよ。良い歳こいてアニメが好き?沼にハマるくらいアイドルが好き?大いに結構。それで自滅して泣きを見るのもまた人生」


「!」


「自分を取り繕って何になりますか?合理的に愛されることだけに生きたって、そんなもん自分の人生を生きてないでしょう。人生は、何に愛されたかじゃない。何を愛したか。そうは思いませんか?」


「……………………」


俺は……美結の方へ顔をちらりと向けた。彼女も視線に気づいたようで、俺の方に眼をやった。なんだろう?と思ってきょとんとした美結の顔が、なんだか愛おしくなって、俺は少しだけ笑った。そして、また柊さんへ視線を戻し、答えた。


「ええ、俺もそう思います。柊さん」


柊さんは、その時初めて……にこっと、口角を上げた。


「あ、あの……柊さん、ひとつ質問いいですか?」


そう尋ねたのは、美結だった。「なんでしょう?」と答える柊さんに、美結は自分の言葉がちゃんと正確に出るように、少しずつ話した。


「その……湯水は合理的、なんですよね?良い人……というか、望まれる湯水 舞像を守るために、そのためだけに行動する」


「ええ、私はそう解釈してます」


「その湯水が……なぜ、いじめをするんでしょう?私のことをいじめるのは、評判とか、もろもろを考えるとしない方がいいはずなのに……。もちろん、評価が高いからこそ、疑われない強みはありますが……それでも、いじめが合理的かどうかで考えると、そうとは思えなくて……」


「……ふむ」


柊さんは、手を口許に当ててしばらく考えた後、「おそらくですが」という前置きを入れて、柊さんならではの推理を語った。


「このいじめにこそ、湯水の本当にやりたいことが隠されているかも知れません」


「本当にやりたいこと……」


「まあ単純に考えるなら、望まれる姿を演じ続けるストレスの発散……『良い子でないことの快感』みたいなものを感じているのかも」


「なるほど……」


「今後、彼女たちを調査しながら、よりその心理を探りましょう。相手の心理を知ることは、示談にしても裁判にしても、必ず知ってて損はないことですから」


そうして、俺たちは柊さんへ調査を正式に依頼した。


どこまであいつらと戦えるかは分からないが……それでも、俺たちはできることを全力でやりたい。改めてそう感じた。






……タタンタタン……

タタンタタン……


柊さんの事務所からの帰り。電車の中で、美結は少し疲れて眠ってしまった。


こっくりこっくりと頭を揺らして、俺の肩にもたれかかる。5駅しか乗らないので、眠ってもすぐ起こさないといけないのだが、まあ……少しでも眠れるならいいかと思い、降りる駅につくまでそのままにした。


「……………………」


窓から入る夕日の赤い光が、電車内を朱に染める。


俺は事務所から出ていく去り際、柊さんと言葉を交わしたことを思い出していた。





『柊さん』


『はい?なんでしょう渡辺氏』


『柊さんの好きなものって……なんなんですか?ほら、さっき好きなものを真っ直ぐに好きだと言えるのが云々ってあったから、柊さんにもそういうものがあるのかと……』


『バナナは当然好きですね。この感情は愛と言ってもいい』


『えーと……できればバナナ以外で』


『冗談ですよ。そうですね……私が好きなのは、城谷ちゃんです』


『え?』


『城谷ちゃんは、私の本当に大事な友人です。学生時代、変人変人といじめられて独りぼっちだった私へ、唯一優しく接してくれたのは彼女だけです』


『……ふふ、確かに城谷さんは……そんな感じします』


『昔っから正義感の強い子でしたから』


『ええ、きっとそうなのでしょうね』


『私が探偵になったのも、彼女のためなんです』


『え?城谷さんの?』


『彼女の妹が……パワハラを苦に自殺したのを知ってますか?』


『あ……確かに、美結経由で聞きました』


『そのパワハラの証拠を集めて加害者を起訴するために、私は探偵になりました。もともと、他人を観察するのは好きでしたし、どんな形でもいいから、力になりたいと思ったんです』


『……!』


『学校が大嫌いだった私が自分から探偵学校に通い、死に物狂いで勉強しながら、あらゆる探偵が諦めていったパワハラの証拠を……草の根を掻き分けるようにして探し出し……5年という歳月をかけて、ようやく加害者から3000万円という賠償金を請求できました』


『す、すごい……そんなに巨額の賠償金を請求できるまで、証拠を集め続けたんですね』


『……凄くなんかありません。私は……それでもやりきれない気持ちでいっぱいでした』


『な、なぜです?』


『……請求が完了した日、城谷ちゃんは……3000万円が振り込まれた口座の通帳を見て、ぼろぼろと泣いていました。どうしたのか?と訊くと、彼女はこう答えました』



妹は……あの子は、この口座に3000万円を刻むために、生まれてきたの……?



『………………』


『彼女はその後、いじめやパワハラ、強姦など……理不尽な被害に遭ったのに、証拠不十分として不起訴にされてしまった方々へ寄付していきました。賠償金で貰った3000万円は、その寄付に全て使いました。そして彼女は警察官となり、自分の人生を捧げて……いじめやパワハラを無くそうと必死に働いています』


『………………』


『そんな……誰よりも正義感が強い彼女のために、私も人生を捧げたい。そう思っています』




「……………………」


城谷さんは……妹さんが亡くなられた時、本当に……どんな気持ちだったのだろう?


きっと俺だったら、悔しくて悔しくて仕方なくて……加害者のことを殺してしまうかも知れない。


どうして……この世には、いじめなんてものがあるのだろう?


どうしてもっと、人間は仲良くできないのだろう?


どうして……いろんな人が理不尽に苦しんで……辛い思いを抱えて、生きていかなきゃいけないんだろう……。


「……そんなの、おかしいだろ」


俺は手を思い切り握って、太ももに置いた。ぶるぶると震えるその拳が……どうしても止められなかった。


「誰しもが……毎日、幸せであることを願っていいはずなんだ。いつもみんなで笑いあって……明日もきっとこんな日なんだって、信じていいはずなんだ。なのになんで……なんで世の中はいつも………………」


気がつくと、眼に涙がたまっていた。俺はそれを手で拭って、窓の外を見た。


電車のスピードによって、ひゅんひゅんと過ぎ去っていく街の景色を……燃えるように赤いその夕日を、俺は眉間にしわをぐっと寄せて睨んだ。


「バカ野郎……」



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