街を夜に追い出された僕
Tonny Mandalvic
夜に街を追い出された僕
ともかく宿がない。
というか朝早く待ち合わせがあるので宿をとっていなかった。
この街では夜間外出禁止令が出ているので宿に泊まるか街を出るかのどちらかしかない。
財布を見た。金がない。なので僕は街を出て、夜の街を散歩することとした。
とりあえず日没前に門を出る。
これからはどうするのか。
この周りは大きなモンスターは出てこないはずだ。
とりあえず雨風をしのげる場所を探さなければならない。
洞窟を探そうと思い山の中に入る。
考えなおしたら、山ははモンスターだらけだ。慎重に進む。
モンスターに出会わないことを祈る。
とりあえず洞窟を見つけることができた。
洞窟の中にはモンスターがいた。
幸いにもモンスターは昼行性のようなので寝ている。
とりあえず体を入れて雨が降らないことを祈る。
寝たらエサになるので寝られない。
少しして、やはりモンスターが起きる危険のほうが心配になってきた。
なので外へ行く。
外へ行っても日は上るわけではない。
こんなにも日が昇るのが待ち遠しい日はない。
山の中を歩き続ける。
山賊がいるかもしれない。
慎重に行く。
少し進んで休むを繰り返す。
そうして日が昇るのを待っている。
少し明るくなってきたので、街に戻ることにする。
日が昇ったので門があくのを待つ。
ええい。いつになったら門があくのだ。
門番が門を開ける。
そうして僕は真夜中にさ迷い歩き、生を実感する。
知内駅、江差駅に2014年3月に行こうとしました。
なので、青森から急行はまなすに乗って函館駅に行きました。
今の函館駅は、0~5時半ぐらいまで閉鎖されますが、そのころの函館駅は青森行のはまなすが発車した後5時ぐらいまで1時間閉鎖されるので、とりあえず1時間何をするかという問題にぶち当たりました。
当然ながら2階の店はやっていないし、破壊されたボーに守屋のラッキーピエロもやってません。
ホテルに行っても1時間で出てしまうので、そんな金は勿体ありません。
ネットカフェは函館駅の周辺にはありません。
さあてどうやって僕は1時間の時間つぶしを行ったのでしょうか。
世界ふしぎ発見
まあ外に追い出される前に外に行きました。
とりあえず吹雪でした。
まあ、吹雪って言っても常識的な範疇の吹雪なので特に問題はありません。
なので、どこか時間をつぶせる場所を探してみました。
するとセブンイレブンがありました。
セブンイレブンでは店員の方が品出しをしていました。
立ち読みなんかできなかったので、それをやり過ごしながら出たりはいったりしていました。
立ち読みができないのとその当時はまだフィーチャーフォンを使用していたので何も時間が潰せなかったのがとてもしんどかったです。
とりあえず駅とセブンイレブンの間を言ったり来たりして時間をつぶしていました。
そして函館駅に戻り、木古内行の普通列車に乗り木古内から乗り換え知内駅を目指した後、満員列車に揺られ江差駅に行き何も覚えていないまま帰りました。
終わり。
街を夜に追い出された僕 Tonny Mandalvic @Tonny-August3
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