Ep.99 逆襲

 穏やかな平地を走る夜の寝台列車に囚われ、自由に身動きの取れない俺たちは訳も分からぬまま北進を続けていた。だが、このまま黙っていることなどできない。


 ここで目覚めてから、半刻はんときほどが経過した頃だろうか。全幅の信頼を置く相棒の考えたとやらを実行に移すべく、俺は不安と緊張が入り混じる脳内をしずめるため、彼女の言葉を何度も反芻はんすうし、心の準備を整えていた。



 §



「本当にやるんだな、心美。」


「勿論よ。絶対にここを出てやるんだから。」


 覚悟と決意に満ち満ちた心美の宣言に、俺は大きく頷いて応える。しかし、今は互いの表情を確認することができない。というのも、俺たちは彼女の提案した作戦決行に際して自室に戻り、全ての照明を消した上で真っ暗闇となった室内で、無防備にもベッドに横たわっていたからだ。


「しつこいようだけど、現状のおさらいよ。まず、列車を脱出するためには、私たちの居るこの客車から別の車両に移らなければならない。そうよね?」


「ああ。誘拐犯を叩きのめしてやるなら、こっちから出向かないとな。」


 麻酔銃に撃たれ、逃げ延びた先で俺たちを取り囲んだドッペルゲンガーの仲間が全部で何人なのかは分からないが、誘拐犯の一味である以上はおそらく奴等も同乗しているはずだ。列車を停めさせるにせよ、直接対決に持ち込むにせよ、ここから出ないことには始まらない。


「けれど、隣の車両に繋がっている客車の扉は施錠されている。そこを突破するには、扉の鍵が必要よね。」


「当然だが、ここには都合良くそんなものが置き去りにされてる訳もない。客車全体は、他の個室まで俺が隈なく調べたからな。」


 そう、俺は憔悴しょうすいしていた心美が一休みしている間に、車内を埋め尽くす個室を渡り歩いて鍵の捜索に当たっていた。残念ながら、そう簡単に発見することはできなかったのだが、ここで彼女が起死回生の妙案を閃いたのだ。


「そこであの女──杉本がここを再び訪れるのを待ち続けるのよ。」


「なるほどな。確か杉本は『夕食は後で持っていく』とか言ってた。だから大人しくしてれば、そのうちあの女は必ず部屋までやってくるはずだ。」


 そして、虎視眈々と脱出を企てていることなど知らないであろう杉本へと一斉に襲い掛かり、鍵を奪い取る──それこそが、心美の考えた俄作にわかづくりの大作戦である。


「なあ、もし杉本が鍵を携帯していなかったら?」


「状況が状況だし、こればかりは運任せね。でも、あの女が何処で待機しているのかは分からないけど、隔離されたこの客車に来るなら、出入りのために鍵は必要になるはずよ。」


 いずれにせよ、俺たちに残された選択肢は多くない。さらに、脱出がどのような形になったとしても、太陽が隠れた夜のうちでなければ心美は危険に晒されることになるので、時間も限られている。失敗を恐れている場合ではないのだ。


「今が果たして何時なのかも分からないけど、杉本は遠からずやってくるはず。仕掛けは私の合図に合わせて頂戴。」


「了解。」



 §



 機が熟すまで、永遠にも感じられる時の中で、空っぽの胃から何かが急激に迫り上がってくるような緊張に苛まれ、叫びたくなるのを堪えながら待つこと数分が経過した頃──決起の瞬間は、ようやく訪れたのだった。


「茉莉花様、岩倉様。お食事を──」


「……。」


「ああ、囚われの身だというのに悠長な……。眠ってしまわれたようですね。」


 無造作に部屋の扉が開かれ、暗がりの中に一筋の光が差し込む。どうやら、こちらの予想していた通り、食事を運んでくると言っていた杉本が律儀にも約束通りに姿を現したようだ。この機を逃せば、いよいよ万事休すとなる。正真正銘、最初にして最後のチャンスだ。


「堅慎、今よ!」


「杉本、観念しろ!」


 全てを諦め、運命を受け入れたかのようにして狸寝入りを決め込んでいた俺たちの謀略など知る由もなく、杉本は食べ物が入っていると思しき小包を部屋のテーブルに置き、すぐに立ち去ろうと背を向けた。女相手に二人掛かりで闇討ちとは、後ろめたい気がしなくもないが、卑怯とは言わせない。


 観念した風を装って油断を誘い、機先を制した俺は杉本を背後から羽交い絞めにするべくベッドから布団を跳ね除け、物凄い勢いで立ち上がる。しかし、俺が伸ばした手は虚しく空を切るのみだった。


「茉莉花探偵、失望しましたよ。貴方ともあろうものが、同じ轍を踏むことになるとは。」


「まさか……!」


 あっさりと身を翻して不敵な笑みを浮かべる杉本の言葉に、はっとした表情で青褪める心美は、指摘されるまでもなく自らの犯した過ちに気付く。


「そのまさかです。貴方たちが悪さをしないようにと、念のため盗聴器を仕掛けておいて正解でした。全く、これ以上私の手をわずらわせないでください。」


「黙れ。多少の誤算はあっても、俺たちはお前から鍵を奪ってこんなとこさっさと出てってやる。計画に支障はない。」


 しかし、俺は見誤っていた。盗聴により、はかりごとの内容が前もって露呈していたにもかかわらず、杉本がこの場に姿を現したという事実に疑問を持たなかったのだ。興奮のあまり視野がせばまり、荒々しく息巻く俺の口上を鼻で笑って一蹴する杉本は、羽織っていたジャケットの内側から見覚えのある得物えものを取り出した。


「そう何度も喰らっては身体にさわりますよ。死にたくなければ余計な抵抗は──」


「心美! 撃たせるな!」


 再び麻酔銃を右手に構えた杉本に相対した俺は、その場で目一杯身を屈める。それは、銃の射線から逃れるためではない。


「堅慎ナイス!」


 不測の事態だったが、あたかも示し合わせたかのように心美は俺のアドリブに応えてくれた。大人の肩幅ほどしかない狭い部屋の通路で向かい合う杉本の視界には映らなかっただろうが、咄嗟にしゃがんだ俺の背後からは心美が助走をつけてスタートを切り、俺の背中を踏み台にして杉本へと一直線に飛び掛かっていったのだ。


「なっ!?」


「もらった!」


 俺の図体が影となって、襲い来る心美に反応が遅れた杉本は急いで照準を定め引き金を引くも、流石に間に合わない。部屋の外から漏れる淡い光が届かない、個室の奥の暗闇から姿を現した心美による痛烈な飛び蹴りが杉本の右手を強襲し、銃弾はあらぬ方向へ。そして、銃身は女の手から呆気なく零れ落ちた。


「是が非でも鍵は渡してもらうわよ!」


 そのまま勢いを殺さず、強烈な後ろ回し蹴りを容赦なく顔面目掛けて繰り出した心美により、杉本は部屋の外まで吹き飛ばされ、壁際へと背中を打ちつけ、力なくへたり込む。俺もすぐさま後に続き、通路で女を挟み撃ちにする格好となった。


「どうやら、貴方たちの決意は固いようですね……。」


 杉本は気怠そうに胸元に入ったシガーケースに手を伸ばし、見るからに高級そうなライターで咥えた煙草に火を灯す。


「分かったなら、俺たちのことはもう見逃してくれ。」


 息を弾ませて懇願するように告げた俺の言葉に、杉本はふっと口角を上げた。


「分かりました。」


「じゃあ──」


「貴方たちが本当に列車から突き落とされたいんだということをね。」


 その刹那、般若のような形相を作り、氷のように冷たい声色で殺意を露わにした杉本により、場の空気が一変する。狂気を孕んだ女の瞳に射抜かれた時、俺は蛇に睨まれた蛙の如く動きを封じられ、呆然と立ち尽くすことしかできなかった。


「まずは厄介なお前からだ。」


「堅慎!」


 人間の動作とは思えないほど軽やかに立ち上がり、異常ともいえる力強い踏み込みで一気にこちらとの距離を詰めてきた杉本に対し、心美の呼び掛けに意識を繋いだ俺は急いで迎撃態勢を取る。だがその時、俺の視界は唐突にブラックアウトした。


「ぐぁ……!」


 その原因が分かった時にはもう、杉本の強烈な肘打ちが俺の顎を捉えていた。女性の力だとは到底信じ難いほどの衝撃が頭蓋骨を襲い、脳が揺れ、足が竦む。どうやら、俺の目の前を覆ったのは杉本が脱ぎ捨てたジャケットだったらしい。とはいえ、今更そのようなことを気にしている余裕はない。


「お望み通り、列車から出してあげますよ。」


 冷淡な口調で俺の黒髪を引っ掴んだ杉本は、壁際の車窓に向かって思い切り俺の額を叩きつけた。老朽化が進んでいたのか、あっさりと砕け散った無数の窓ガラスが皮膚を切り裂き、スウェーデンの冷たい夜風が嘲笑うように吹き荒ぶ。成す術もなく死の淵に追い込まれた俺に止めを刺すべく、杉本は本気で俺の身体を列車から突き落とそうと両足に手を掛けた。


「重いですね。もう少し真面目にダイエットした方が良かったのではないですか。」


「堅慎から離れなさい!」


 俺が劣勢に立たされていると見るや、心美は走って杉本の両腕を掴む。


「邪魔です。そんなに急がなくても、次は貴方の番ですから。」


「うっ──」


 俺から杉本を引き剥がそうとする心美だが、敢え無く鳩尾みぞおちに肘鉄砲を喰らい、腹を押さえて膝から崩れ落ちてしまう。急所に高威力の打撃を喰らったことで呼吸を奪われた心美は、とても苦しそうに喘いでいる。


「心美……!」


「弱い。弱過ぎます。貴方たちには幻滅させられるばかりですよ。」


 溜息と共に煙を吐き、壊れた窓からフィルターの擦り切れた煙草の吸殻を投げ捨てる杉本は、自力で立ち上がれない心美を無理やり窓際まで引き摺ろうと、シャツの袖をまくり上げる。


「きっとも、今の貴方たちなど用済みだと仰るでしょう。」


「……。」


「それでは、さようなら──」


 ──パシュ。


 しかし、北欧の地を見守る運命の女神は、まだ俺たちを見放してはいなかった。


「っ、それは……!?」


「列車が揺れた拍子に転がってきたもんでな。助かったよ。」


 そう。それは先程、杉本の手から弾き飛ばした麻酔銃だった。俺は嵐のような猛攻撃を受けていた最中、床を滑るように転がっていた銃を拾い上げていたのだ。誤射をして心美に当てる訳にもいかなかったので、絶対に外さない間合いと、杉本が俺という存在から意識を切るタイミングをじっと待っていたのだ。


「油断は認めましょう。でも、それで勝ったつもりですか。既にその身を以てご存じの通り、麻酔が効くまでは数分の猶予がある。貴方たちを殺すのに十分な猶予がね。」


 突き刺さった麻酔針を抜き、なおも余裕の構えを崩さない杉本の言うことはもっともだ。だが、俺の目的はもはや、この戦いに勝つことではなくなっていた。


「心美、先頭車両は諦めよう!」


「堅慎、どうするの!?」


「俺に考えがある! 歩けるか!?」


「ええ!」


 何とか息を整えることができた心美の手を取った俺は、杉本に背を向けて走り出した。突然の敵前逃亡に面喰ったのは心美だけではないようで、杉本も慌てて後を追いかける。


「待ちなさい。どこへ向かうつもりですか。」


「それより、お前は足元でも気にしておくんだな。」


「何を──」


 俺の忠告を受け、素直に床に目線を落とした杉本だが、少し遅かった。俺は足元に女が脱ぎ捨てたジャケットを移動させておき、注意を逸らした。その作戦が功を奏し、列車の揺れも相俟って杉本は足をもつれさせ、その場にひざまずく。これでかなり時間は稼げたはずだ。


「この狭い客車に逃げ場なんてないわよ、堅慎……?」


「大丈夫だ。ほら。」


 そう言って、俺は自慢気に鈍色の鍵をちらつかせる。


「鍵!? どうして──」


「あの女、鍵はジャケットに忍ばせてたんだ。おそらく『鍵は杉本自身が握っているはずだ』っていう俺たちの先入観を利用した作戦だったんだろうが、裏目に出たな。」


「でも、列車から脱出するには反対側の車両に移らないと……!」


 そう、心美の言う通り、俺は当初の計画とは真逆──つまり、最後尾の車両へと向かっていたのだ。


「ああ。だけど、最後尾の車両も、列車が折り返し運転する時は先頭車両になるんだから、運転台とか乗務員室があるはずだろ。」


「だからって、普通は専用のカードキーとかがないと運転台の操作はできないのよ!?」


「いいや、そうじゃない。賭けになるけど、考えがあるんだ。」


 焦る心美をなだめつつ、やっとの思いで辿り着いた最後尾の車両へと繋がる扉の鍵穴に奪った鍵を差し込むと、固く閉ざされていた道が開かれる。万が一、この鍵が扉のものではなかったらと嫌な考えが脳裏を過ったが、取り越し苦労だったようだ。追手を警戒して元居た客車の扉を再施錠し、次の車両の扉を潜り抜ける。


「暗いな……。」


 考えてみれば当たり前だが、今は使われていない最後尾の車両には光もなく、人気もない。


「取り敢えず安全にはなったけど、これからどうするの……?」


「勿論、脱出は諦めてない。昔どっかで耳にしたんだけどな。欧州諸国の列車では、車両同士の連結にを使うらしい。」


「え……?」


「聞くところによれば、リンク式なら走行中に手動で連結を解除することも不可能ではないらしい。」


「まさか──」


「ああ。こうなったら、最後尾の車両だけ切り離して逃げよう。」


 あまりにも突飛な発想に、心美は反論することも忘れて唖然としている。


「そ、そんなこと、本当にできるの?」


「あれだけ誘拐犯に楯突たてついたんだ。やらなきゃ殺されちまうだろ。」


 杉本と真っ向から衝突してしまった今や、犯人側にはもう俺たちを生かしておく意図はないかもしれない。失敗は、それ即ち死だと覚悟した方が良いだろう。


「難しく考えることないさ。簡単な話、車両同士を繋ぐ鎖を何とかしてフックから外してやれば良いってことだ。俺の記憶が正しければ──あと、この列車がそういう構造になってればな。」


「不確定要素だらけじゃない!」


「ははっ。でも、やるだけの価値はあるだろ?」


「仕方ないわね……。素手でなんてできる訳ないんだから、まずは連結を外すための道具と、車両の連結部分に直接触ることのできる場所を探しましょう。」


 発案者である俺も、心美の言う探し物が乗務員室のある最後尾の車両でなら見つかるやもしれないと考えたからこそ逃げ場所に選んだのだ。一縷の望みに賭け、窓から差し込む星空の他に明かりのない通路を一歩ずつ確かめるように歩くと、程なくして別の扉が現れた。


「ここも鍵が掛かってるみたいだな。」


 扉の小窓越しに中を覗くと、いくつかのレバーやスイッチ、何も映っていないモニターが置かれた運転台があった。中を調べられないものかと、念のため奪い取った鍵を試すも、鍵穴を回すことはできなかった。


「やっぱり乗務員専用の部屋には入れないか。参ったな……。」


「堅慎、こっちは何かしら……?」


 万策尽きたかと途方に暮れていると、心美が指差した先に謎の階段が続いていた。


「行ってみるか?」


「当然でしょ。」


 恐る恐る、乾いた音を立てながら鉄階段を踏み締めていく。弱々しかった外の光が次第に近づいてくるような感覚に、暗闇に慣れた目を細めて上を見上げる。すると頭上には、先刻見た幻想的な極彩色のカーテンが間近に迫り、雄大な山々を美しく照らしていた。


「なるほど。この階段は展望デッキに繋がってたのね。」


「見ろ心美! こんなものが……!」


 異国の魅惑的な風景になど目も呉れず、周囲を見渡した俺の視界は、黒い鉄製の床に擬態するように置かれていた大きなバールを見逃さなかった。きっと、列車の点検整備などを行った作業員が、うっかり置き忘れていったものだろう。


「ねえ、このデッキからだったら、車両の連結部分まで下りて行けるんじゃないかしら?」


 柵に身を乗り出して地面を見下ろしながら言う心美の視線を追うと、確かに下側には辛うじて降り立つことのできそうなデッドスペースと、露出した連結部分が僅かに顔を覗かせていた。


「よし。なら俺が先に下りる。」


「分かった。気を付けてね……。」


 万が一足を滑らせれば、列車から振り落とされて地面に激突することは自明だ。激しい向かい風が邪魔をする中、足元に細心の注意を払って柵にしがみ付き、ゆっくりとデッキから身を下ろした俺は、見様見真似で後に続く心美の身体をしっかりと抱き留める。


「やっぱりそうだ。連結部分は鎖で繋がれた単純構造。てこの要領でバールを使ってフックを外せば──」


「待って! この足場で何の支えもないのは危な過ぎるわ! 私が柵を握りながら堅慎の左腕を掴んでおくから、私の手を離さないようにして!」


「分かった……!」


 心美の支えにより、片手でバールを握り締めてから慎重に連結部分の鎖に噛ませると、全身全霊で力を籠める。


「お願い堅慎、頑張って!!」


「頼む、外れてくれ!!」


 その瞬間、決死の咆哮と同時に、持てる全ての力を注いでいた腕から唐突に手応えがなくなった。勢い余った俺は、身体を支えてくれていた心美と一緒に後ろへと倒れ、尻餅を突いた拍子にバールを地面へと放り投げてしまった。


「しまった!!」


「堅慎、見て!」


 しかし、それは捨て身の大博打が成功した何よりの証拠だった。フックから物の見事に外れた大きな鎖はだらりと垂れ下がり、そのまま車体にぶつかって派手な火花を散らしたかと思えば、支えを失った最後尾の車両に繋がれていたブレーキ用の空気管、電気配線を接続していたものと思しき給電プラグ、そして制御用回路の配線が牽引力に耐え切れず、次々と音を立てて千切れていったのだ。


「やった、のか……?」


 俺と心美を乗せたまま切り離されたトカゲの尻尾は、30秒にも満たない僅かな間、慣性により平らな線路上を滑るように走った後、きいきいと甲高い断末魔を上げてその動きを停めた。分裂した自身の一部に慌てる素振りも見せない列車本体の長い影は、速度もそのままに、スウェーデンの美しい闇夜に溶け込むように消えていった。

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