ぼ・ざ・し ぼっちの俺が陽キャの女子と付き合っちゃいました!?
一ノ瀬
第1話 入学式
「海衣!早く起きなさい!遅刻するよ!」
入学式当日。俺はこの言葉で目が覚めた。目を覚ますと窓から差し込んだ日差しが眩しくて目がくらんだけど、入学式だという事に気づいて急いで起きた。時計を見ると7時30分。あと20分で家を出なくてはいけない海衣。入学式早々寝ぐせと格闘することになった。結局朝ごはんを食べていたら時間になってしまって、結局寝ぐせはそのまま。お母さんにとっても怒られたが、まぁ気にしない。だって、待ちに待った入学式だから!俺はこの日を今か今かと待ち望んでいた。新しい中学校生活。薔薇色の未来がオレにはまっていると思った。しかーし。俺は入学式から寝坊して、寝ぐせのまま写真撮影。あーあー。これこそ本当になんて日だ。入学式初日から悪印象だな。俺は覚悟を決めた。寝ぐせでいいや。(笑)小学校の頃なんてパジャマで登校したぐらいなんだから。そんな口酸っぱいお母さんと格闘しながら、(笑)校門についた。寝ぐせの俺と校門は写真を撮った。12歳。俺。中学一年生になりました。ここで第二の事件が。俺はとっても不器用なんだ。だから、「入学おめでとう」という花がジャケットに自分でつけられないのだ。仕方がなく、友達の伊藤につけてもらった。まぁ、クラスは違ったから俺は廊下を寝ぐせで歩いたのだが。周りの先生には笑われた。そりゃそうだ。今更俺は寝ぐせが気になってきた。うぅ。直して来ればよかった。
式が終わって俺は昼飯を食べたいと願った。しかし、友達同士の写真撮影が山ほど詰まっていてお腹が鳴ったまま、写真撮影を済ませた。伊藤や鈴木、田中などとも写真を撮った。そのときには寝ぐせはしなっていて、大丈夫だったが式の時は少し恥ずかしかったな。
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