空から降ってきた女の子にぐちゃぐちゃにされる日々

Tonny Mandalvic

第1話

 毎日がカスであることはこれを読んでいる数少ない読者様(読者の皆さまと書こうとしたけれども一人か2人しかいないので、皆様ではないと気が付いたので皆様と書くことはやめました。)もご存じであると思います。

 まあ、ライトノベルのようなキラキラした日々を過ごせる人間は数少ないですしお寿司年収1千万とかいう金を稼げる人間も数少ないですのでそのような人でない人間にとっては人生というものがくそゲーであることは言うまでもありません。

 なので、毎日世界が崩壊するとか、空から女の子が降ってくるとか何か面白いことがないかなというのが僕の子供の時からの口癖でした。

 それに関しては大人になってからも治っていいないので成長がないといわれても仕方がありません。

 なので、この乗っている電車が何かに襲われるとか空から女の子が降ってくるとか何かぐちゃぐちゃなことを思いながら僕は生活してます。

 空から女の子が降ってこないかというふざけたことを年がら年中言っていたら、周りの女の人からは空から降ってきた女があなたに惚れる確証がないと言われたのでそれは僕の夢を破壊するということとなっておりますので、夢も希望も無くなってしまうというのは人生を苦痛にさせるということに変わりがありません。

 そんなことばかり言っていても、空から女の子が降ってくれば、人生は面白くなると思います。なのでいつも外にいればいつか空から女の子が降ってくるに違いがありません。

 僕は毎日空から女の子が降ってくることを祈りました。

 祈っていれば必ず報われると教祖様は言われます。

 どんな教祖かは知りませんし、勝手に僕が作った宗教の教祖様なので、実際には実在しません。ついに実在しない教祖様を生み出してしまいました。



 ある日、僕が仕事に行こうとすると、ついにその時がやってきました。

 上から悲鳴が聞こえます。

 上を向いてみると空から女の子が降ってきました。

 まあ、重力加速度に応じて降ってきます(空気抵抗は無視して)ので、僕の体が空から降ってきた女の子と激突した衝撃に耐えられる保証は何もないです。

 まあ、50kgのおもりが空から落ちてきたら生きていられるかどうかなんて知ったことがありません。

 空から降ってきた女の子に対して、どのように処置をすればいいのか。

 それとも人生をあきらめて女の子に激突し、ダブルジエンドとするかどっちがいいのかと思いました。

 痛いのは怖いのですが、空から降ってきた女の子と激突し、女の子とバルスするというほうに人生をかけてみることにしました。


 どすん。



 ぶつかった衝撃で、僕の頭蓋骨は砕けたのと、運が悪く首の骨がぐちゃぐちゃに折れてしまったので僕の意識はここで途切れました。

 女の子につぶされてしまいました。



 女の子は助かったようですが、空から自分で降りてくるような女の子だったので、意識を取り戻しましたが、どうなったかは読者様のご想像にお任せします。


 おしまい。



 



 

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空から降ってきた女の子にぐちゃぐちゃにされる日々 Tonny Mandalvic @Tonny-August3

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