第3話

今日もまた見下された。

私が無能ならお前らはその次に無能なのにな。

そんな奴らに私は屈しているのか。なんと情けない。

自分で腹が立ってくる。

むかつく。

苛立ちが止まらなくなって息が荒くなる。

なにかを切りたい衝動が抑えられない。

そうだ、また腕を切ろう。

昨日そうしたみたいに。

楽しい、楽しい、自分を愛せる時間。

たとえそれが歪んだ醜い愛でも絶対に離してあげない。

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紅い華 和谷(kztn) @kazu_hono

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