L.V.ブッコロー
塔架 絵富
プロローグ
風が吹くこの空を、今日も飛んで行く。向かう先は、世界で少ししかないミミズクも通える学校だ。僕、R.B.ブッコローは、下からの声に今日も応えていく。
「ブッコロー! お前今日もずるいな」
「僕らは歩いてるのに、お前は飛んでいて」
「ミミズクの特権だよ」
行く先に視線を送ると、学校が見えた。あと1,2分で着くだろう。
今日から2年生になる。新しいクラス発表で緊張している。今年は何匹のミミズクと一緒のクラスかな。期待を込めて掲示板を見た。
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