2024/6/1
覚えている最初の夢は山よりも高い場所からロープウェイに乗って降りていく夢だった。
たくさんの人がロープウェイを使って降りて行ってるのを見るとなんだかわくわくしてくるし、なんだかすごいと思えた。
みんなが目指す場所がそこにあるということが、順番待ちして等間隔に運ばれていくことが。
誰もロープにぶら下がるとか変なことをせず、礼儀正しくきちんと待っていることが偉いと思えた。
降りた先のスキー場かどこかで遊んでいて、遊んでいるうちに水のはられた洞窟に秘密基地か安全な場所を作っていろんな人を招いて遊んでいた。
そのうち洞窟の景色が変わった。
私はその中で決定権がある立場に立ち、いろいろなことを質問していろいろなことを考えて提案していた。
終身刑になった人がいて、その人は遊ぶことも禁止されているのを知った。
どうして終身刑になったのかを聞き、どうして遊びはダメなのかを聞いて、別に余生を楽しく過ごしてもいいんじゃないかと提案した。
死ぬこと、自由がないことは決まっているし、終身刑になった理由が理由だったから理不尽だと感じてそういっただけだった。理由は起きたら忘れていた。
終身刑の人は信じられないといった顔をしていたし、周りの人はとても幸せそうな笑顔を浮かべていた。
みんな本当はおかしいと思っていたし、そんなことしたくなんてなかったんだろうな。
それ以降はみんなで楽しく遊んでいた。
残念ながら牢から出してやることはまだできなかったけれど、それでもとても満足そうにしていて嬉しく思えた。
その集団の中に、別れたいと思っている女と、ずっと一緒にいたいと思っている男と、女から言い寄られている男がいることもあった。
女の提案で男を傷つけずに別れ、新しく結ばれるというやり方を手伝った。
別れたがられてる男の人はすごく優しくて素直で穢れがない人だった。
その穢れのなさが別れる理由になっていた。
傷つけたくない、汚したくないから一緒にいられない。
男の人に罪悪感を感じながら手伝う作戦は少しつらかったけれど、泣いたり傷ついたりせずに作戦がうまくいっていて脱帽した。
賢い女の人は好きだし尊敬できる。
場面が変わり、今度は山の麓からスキー場か何かを目指してロープウェイに乗るところだった。
険しく歩きづらい道を歩いている途中で目が覚めた。
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