第■話 元幼馴染みと怨み

クソが。

なぜ、俺様があんな陰キャに殺されないきゃいけないんだ。

あいつの所為だ。

優一。

あいつが何もかも悪い。

あいつが俺の全てを奪ったから。

あいつの物を俺が奪ってやった。

俺の事を避けやがって。

冬華をあいつが告白する前に奪ってやった。

あいつらは、俺様には逆らえない。

あの時、救ってやったのは俺様だからな。

わざわざ、周りをけし掛けた俺様の計画が台無しだ。

クソが。

許せない、あいつが幸せになるのは。許せない。



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