部屋が

永遠の絆

第1話 部屋が、ぐちゃぐちゃ

(俺の名前は【タクヤ】独身、雑種の愛犬【シズク】と暮らしている。)


(シズクは、俺が会社から、帰宅する度玄関に迎えに来て尻尾を回しながら歓迎してくれる)


「ただいま、シズク?あれ?お~い、シズク何処に居る?」


(おかしい、いつもなら、玄関のドアの前に座って待っているのに?シズクに何かあったのか?)


俺は、シズクの事が心配になり、急いでリビングに向かった。


「な、な、なんじゃこりゃ、部屋が、ぐちゃぐちゃだ、シズク、どこだ、そうだ!呼び出し曲をかければ、近くに居れば来るはずだ」


俺は、いざって時用にシズクに呼び出し曲を教えておいたのだった。


すると、シズクは、来ない。


「おかしい、二階に居るのか?」


俺は、二階にシズクの事を探しに向かった。


「な、部屋が、ぐちゃぐちゃになっている、シズク何処に居る、無事か~?」


シズクの身が、心配だ、俺は、シズクの事を捜す事にした。


「シズク居るなら、出ておいで、怒って無いよ~」


と叫んでから、呼び出し曲をかけると。


「シズク!無事だったのか、良かった」


シズクは、何故か、耳を畳みながらほふく前進でやって来た。


「外傷とかは、無いな、良かった、本当に良かった」


俺は、シズクが、無事で、安堵したと同時に一つの疑問が、浮かんだ、


シズクは、イタズラをした後、姿を隠し、怒って無いと言って呼び出し曲を流すと今回みたいな出迎えをする。


「シズク、一緒にカメラの映像を確認しようか?」


家にシズク対策で付けたカメラの映像をスマホで、確認すると。


「シズク、罰として、散歩短縮とおやつ今週無し、良いな」


映像を見た結果、部屋をぐちゃぐちゃにした、犯人は、シズクだった、其れはもう呆れる位に、やんちゃに暴れて、怒りを通り越して清々しいと思ったよ。


俺は、黙ってシズクが、ぐちゃぐちゃを片付け始めた、

シズクは、まだ、若いし、ここの所、シズクに構ってあげれなかったから、シズクのストレスが溜まって爆発したのだ、これからは、シズクと一緒に居る時間を増やそう。


シズクが、無事で良かった。

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部屋が 永遠の絆 @bannku

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