始・学園編 2&3 C分岐+β地点 結末

鳥のような羽根?天使のような翼?


月城さんと呼ばれる彼女の背中から生えている?

大きく真っ白な翼は何かに貫かれた?

本田さんの目元が一瞬赤く光ったかと思った

次の瞬間 あたしが気付いた時は もう既に

左翼だけが… 半分以上が血で真紅に染まっていた


戦いとして コレを見るなら 一度は優位性を

得た彼女が また直ぐに 本田さんに逆転され…

いや… 同じ位置まで引き戻された そんな感じ

だろうか?


お互い が 痛み分けている そんな感じで

その身体への負担ダメージ量は

到底 あたしには測りきれない程だった


「月城さんは この戦況は予見できていたのかな?」


ハァハァ「……」


「沈黙していたところで言っているのと同じことだよ」フフフフ


… 本田さんには 一体 何が… 果たして どんな世界が見えているのだろう


「…集約の … 玉 … 」


「ふふふ まだ そんな呼び方してるんだ? もう

アレは進化過程でアンケトニクスクウォリュートに

変換されているっていうのに ニコ 貴方達はいつまで経っても過去に執着してしまっている… まあ 呼び方なんて自由なんだけどね」


… 何か? 聞いたコトのある単語を言った

ような …


「そろそろ終わらせてあげるね」

そう本田さんが言った


ガチャリ



そんな音ともに屋上の扉が開かれる

と同時に1人の女生徒がココに現れた

2人の視線がその女生徒に注がれる


「… 夕子さま… 何故ココに… ?」

月城さんがそう呟き

「… 朝凪さん…」

本田さんもそのように呟いた


フゥ「雫にも本田さんにもホント手を焼かされるわね」そう言ったのは… あたしと本田さんと同じクラスメイト? である 朝凪… 夕子… さん?


「これ以上ココでの争いは無意味だと そう判断し見兼ねて私はココに来ました」


「… ホントにそうかな? 一応この先の結末の終焉も私は必要… いえ あっても良いと思うのだけど?」


「……」


朝凪さんと呼ばれた彼女が月城さんの方を向き

「雫 その翼は何の為に付いているの?言ってみなさい」


「…… そ それは …… 」

少し目をそらし口籠る月城さん


「はぁ 直ぐに理由が言えないなんて… それでは

ソレを持つ資格がない それはいらないと同じこと」そう言うと朝凪さんは左手を手刀のようにし素早く頭上まで上げた


それと同時に

「うぎゃあああああ」

悲痛な声と共に月城さんから生えていた左翼が捥げて屋上の地面へと転がり 彼女は膝から崩れ落ちた


「チョット雫そんなはしたない声を出さないで まるで私が虐めたみたいに見えてしまうでしょう それと学校で夕子さまはよして頂戴」うんざり顔


フフフ「そういう風にしか見えなと思うよ 朝凪さん あと そういった内輪ごとの躾けは他所でやってもらえると ありがたいかな」少し嫌みたらしくこう言うと


見てわかる痛々しい姿の月城さんが…

ハァハァ「… ぅ ッ ぐ … 夕子… 先輩… 粗相 … いえ… お 見苦しい … 姿を… お見せ… いたしまし… て 申し訳… ありま… せん…」


ププ「粗相 (*´艸`)ププ月城さん お見苦しい姿は朝凪さんだけに見せた訳じゃないでしょ ホラ 明石さんや私にも誤ってよ ほら?」何故か上から目線の本田さん… あたしの名前を流用しないで


「… くっ …」ギリっとした目で本田さんを睨みつける


と 朝凪さんは笑顔を絶やさず

「本田さんそう言った彼女への侮辱はやめて貰えるかしら? そして 雫 あなたも挑発ごときに噛み付かないことを憶えなさい」そう言葉を残した


本田さん「こっわ」

月城さん「 は はい…」



執筆 途中 φ(・ω・ )カキカキ


ゼロ概の 本編 始・学園編 3章以降と


ゼロの概念 2ndシーズン 4章

週末のマリーアントワネット編


本編の物語が進むコトで似たような

バトルシーンが登場してくるような予定です。


物語を進めるに当たっての派生で

発生する争い事みたいな感じになります。


三章 も 四章 このSSですら まだ 執筆 途中に

なり、中途半端な部分で申し訳ナイ限りですm(_ _)m

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ゼロ概SS 3章 本田未咲 VS 月城雫 延長戦! すみか@小説家 @a48924892A

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ