このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(70文字)
ダークファンタジーな設定に相応しい物語ですが、根底にずっと切なさの潮流があるといいますか。 殺し屋としての仕事で穢れていく両手。新たに芽生える感情。どうにもならないもどかしさが胸を打つ……! 短編の文字数の中にぎゅぎゅっと詰め込まれたエピソードが映画的です。
後戻りできない。ぐしゃぐしゃに。過去も。想いも。
切ない物語が詰まっているとても胸にくる物語とても続きが気になるような、この短編だからこそ良いのかとてももどかしくなる名作でした!