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重い体を起こしてみたけど、今朝は起きるのが憂鬱だった。

今日から夏休みが明けて学校に行かなくては行けないから

学校に行く足が重くずっしりとしていた。僕の知らない場所で知らない人たちで溢れかえっている

今は普通の顔をしていても、僕の喋り方を聞いた人はどうおもうのか

怖いけど行くしかない

先生に案内されて、教室に入るよう言われた

初対面の人は僕の声を聞いた途端変な顔で見られるのが当たり前。。だけどやっぱり怖いし自己紹介が本当に嫌

案の定、先生が自己紹介をするように指示した。僕が自己紹介をすると、、

「ぼ、僕のななっ名前はぁぁは、さっささっさ佐々木んっみっみっなとです。」

やっぱり思うどうりに声が出ないのが悔しい反応が怖い。ふざけてるように見られたり、笑い声が聞こえたりからかい声が聞こえたり、しないだろうか。この学校の子達は僕のこと、僕の声を受け止めて仲良くしてくれるのだろうか。

心の中ではスラスラいえても声に出そうとすると、とにかくっかえてしまう。僕はサ行がつっかえやすいからさが連続で出てくる佐々木は、ほんとに言いずらく、出来ることなら言いたくない

人によっては色んな症状があると聞いたけど、どんな症状でも思いどうりいかないのはとても辛い。

そんなことを考えなが自己紹介をしたが、みんなの反応は想像通りだった。

女子同士が、目を合わせて変なものを見るような目で見てきたり、男子がクスクス笑っていたり、、当たり前だったこの光景がやっぱり苦しかった。

喋れないことを恨みながら、先生に指定された席に着いた。

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