5話:異世界からの警告
私は異世界。
主に天の川銀河の辺境にある「地球」からの転生者を受け入れている。
転生そのものは宇宙でポピュラーな行為の為、それ自体は別にどうということもない。
が、しかし。
地球からの転生者の多くは、異世界に大きな影響をもたらす為、最近は「外来種指定」にして受け入れを拒否しようという風潮が強まっている。
このままでは数年内に、転生者を受け入れる異世界が宇宙から無くなってしまうだろう。
この問題の解決策は二つ。
一つは、転生者に大きな力を与えないこと。
異世界に対する影響力が小さければ、数が増えたところで問題は無い。
そしてもう一つは、受け入れた上で始末すること。
「なに、バレやしないよ。地球の人間に異世界の出来事を伝えているのは、他の誰でもないこの私だからね」
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