『勇者の国』ユキトキ篇 用語一覧

※後日、更新予定。国や設定などの情報を追加していきます。

※ここは飛ばして読んでも問題はありません。作品世界の補足的なものです。



【ユーラニカ大陸】

世界の中央にある大陸。大きく「西方せいほう」、「中方ちゅうほう中北ちゅうほく中南ちゅうなん)」、「東方とうほう」に区分される。ハーメルン市国は西方にある。


【ハーメルン市国】

ユーラニカ大陸西方の西端に位置する宗教国家。ティベリア教の総本山。国家元首は教皇。首都はハーメルン市。世界最小規模の国家である。教皇領とも呼ばれる。行政と宗教の中心は教皇庁。


【ティベリア教】

ユーラニカ大陸西方に広く信仰される大陸唯一の一神教。ハーメルン市国に総本山があり、教徒を束ねるのが教皇である。勇者召喚を行えるのは教皇の許可が必要とされている。召喚された勇者はユキトキで7人目。


聖暦せいれき

ユキトキの召喚時は聖暦1912年。


人種ひとしゅ

魔物種まものしゅ悪魔種あくましゅとは違う清らかな魂が宿る種族の事。人間が最も多い事から人という字があてられた。他に獣人じゅうじん、エルフ人などがいるが、人類全般を人種ともいう。ここでは、基本的にユーラニカ大陸のものを語る。


【王政アトラース】

聖暦より前の時代にユーラニカ大陸に覇を唱えたとされる国。ユキトキの召喚された時代から3000年以上前の時代である。古代魔導文明の次の時代。


古代魔導文明こだいまどうぶんめい

王政アトラースより昔、ユーラニカ大陸に栄えたとされる古代文明。魔法の上位互換である魔導を使用したとされる。聖暦1912年現在、魔導を使える者はほぼいない。


聖遺物せいいぶつ

ティベリア教の呼称。古代魔導文明の頃に作成された。魔導の術式が刻み込まれた現代の技術では再現できない代物。

例:聖剣、聖杯など


聖剣せいけん

聖遺物の剣。世界に完全な状態の聖剣は12本しかないとされる。


天文台てんもんだい

中南にある学術機関の通称。


聖杯せいはい

勇者を召喚するための聖遺物のゴブレット。現在、行方不明(?)


魔法具まほうぐ

聖遺物を再現する目的で造られている魔法の術式が固定された道具の事。聖遺物の研究はこれに劣る魔法具を生み出した。研究者から「偉大なる劣化品」と揶揄される。


霊界れいかい

魂の行きつく場所。清らかな魂の辿り着く「楽園らくえん」と魔物種や悪魔種といった邪悪な魂の落ちる「奈落ならく」があり、死後間もない魂は「中廊ちゅうろう」にてどちらに向かうか選別される。清らかな魂は上へ上へと進み「楽園」に至り、邪悪な魂は下へ下へと落ちていき這いあがることは出来ない「奈落」へと落ちていく。「楽園」から見た「奈落」を地獄とも言う。


【魔力】

魔力は現実に干渉する力の事。魔力を操る技術の事を「魔法」と云う。この魔法が発展したのが「魔導」。保有する魔力の総量に差はあれど、万人が有し、例外はない。


【霊力】

魂を肉体にとどめる力の事。霊力が尽きれば魂は肉体という器を離れてしまう。霊力を操る技術を「霊術れいじゅつ」、「霊法れいほう」と云う。一般に「霊術」と呼ばれる。霊術を使う者は医学や軍事に関した専門職になりがち。極めると魂へ干渉し、捕縛や封印といった高度な技術となる。


勇者ゆうしゃ

聖杯によって清らかな魂が選定され、人から勇者という存在に変わった者のこと。魔力、霊力は膨大となり、永遠の時を生きるとされる。


悪魔教あくまきょう

悪魔種の召喚を渇望する統率のとれた宗教団体。大陸全土の国から「世界の敵」と認定される邪教。明確な教義はないという。ここ200年は黒い衣装を着ているとか。






※西暦2023年3月17日更新。【王政アトラース】【古代魔導文明】【聖遺物】【聖剣】【天文台】を追加。

※西暦2023年3月18日更新。【聖杯】【魔法具】【霊界】【魔力】【霊力】【勇者】を追加。【聖遺物】の例を追加。

※西暦2023年4月20日更新。【悪魔教】を追加。

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